「皮脂膜」を失う要因は? その①
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
暑い日々が続きますね。
京都では今週末から祇園祭の宵々山です。
14日(土):宵宵宵山
15日(日):宵々山(歩行者天国)
16日(月。祝):宵山(歩行者天国)
17日(火):前祭山鉾巡航
ってな感じです。
人混みも凄いし、暑いですけど…
人生で一回も行ったことないって方は一度行くのもいいと想いますよ♪
本日のテーマは「皮脂膜を失う要因は? その①」です。
先日にお伝えしたとおり、「皮脂膜」は、アトピー性皮膚炎の方にとって「守るべき」身体の機能の一つと言えますが、
掻き壊しや空気中の化学物質の影響を受けるなど、様々な要因で失われやすい機能なのです。
そして、その要因の一つが「洗濯洗剤」にあります。
普段、家で使われているほとんどの洗剤は、「界面活性剤」が使われています。
石油系から作られた合成洗剤も、天然油脂から作られた純石鹸洗剤も、
原料や毒性などの違いはあれど、洗浄方式が「界面活性剤」であることに代わりはありません。
界面活性剤とは、簡単に言えば、マヨネーズを作る際の「卵黄」をイメージしてもらうと
わかりやすいかもしれませんね。
油とお酢(水分)は、通常混ざりあうことはありませんが、卵黄を媒介しいて乳化、混ざり合って
マヨネーズが作られます。
仕組みは、界面活性作用を持つ卵黄が
1,油と繋がる親油基
2,お酢(水分)と繋がる親水基
の二つの手を持っていて、それぞれの手に油とお酢を捕まえることで、混ざり合った状態を作り出します。
衣類の汚れも、水性の汚れと油性の汚れに分けられます。
日常生活内で出る洗濯物の多くは、水性の汚れが70%と言われています。
この水性の汚れは、洗剤を使わなくても洗濯機ですすぎを繰り返すだけでほとんどが落ちます。
落ちづらいのは油性の汚れと言われており、この油性の汚れを落とすために使われるのが「洗剤」です。
(画像はネットからお借りましました)
衣類に付着した油性の汚れを親油基が掴み、もう一方の親水基は洗濯水を掴むことで、汚れを水の中に
取り込む、という仕組みです。
この「汚れを落とす仕組み(界面活性作用により)」は、合成洗剤も純石鹸洗剤も全く同じです。
一般的に、合成洗剤よりも純石鹸洗剤が「安全」というイメージがあるのですが、確かに、環境や
毒性の面では、そうした側面があるかもしれません。
しかし、ことアトピー性皮膚炎の方のお肌の状態を考えた場合、問題なのは毒性などではなく、
「界面活性作用を持っているかどうか」という点になります。
長くなりそうなので、続きは次回に…
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、
いつも失敗する自分、今持っているネガティブな
思考パターンを、ポジティブな思考パターンに変えて、
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