「皮脂膜」を失う要因は?その②
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日で西日本の大雨から一週間ですね。
最初は関西が大雨で…となり、後半は九州、四国、山陰が大雨で…と
恐ろしい状況になりました。
もとに戻るのにはまだまだ時間がかかりそうです。
少しでも早い復旧を祈ります。
本日のテーマは「皮脂膜を失う要因は?その②」です。
1983年に発表された群馬大学の論文では、すすぎ回数を増やしても一定量の
洗剤が残留することが確認されています(規定量、規定量の1/2、規定量の
2倍の量の洗剤を使い10回のすすぎを行った結果、いずれの濃度においても、
布1gに対して1㎎が残留していた)。
また、同論文において同時に興味深い実験として、移染率を調べたものがあります。
その実験においては、乾いた移染布よりも湿った移染布への移染量が多いことが
確認されています。
つまり、お肌が汗をかいた状態だと、肌着などに残留した洗剤がお肌に移りやすいことを
示していると言えるでしょう。
衣類に残留した洗剤は、汗(水分)を親水基が掴むと、空いた方の親油基は皮脂(油)を掴みます。
つまり、本洗、汗と皮脂が乳化して、自らの機能で作り出すスキンケアだったはずが、汗も皮脂も
残留した洗剤が取り込んでしまい、皮脂膜の形成を妨げることにつながってしまいます。
皮脂膜が形成されない=自らのスキンケアの機能が低下した状態、ということになります。
自らのスキンケアの機能が弱まることは、同時にバリア機能の低下を意味します。
バリア機能の低下は、皮膚の健全な細菌叢を乱すことに繋がり、結果的にアトピー性皮膚炎の
発症や症状悪化の引き金となります。
◯洗濯洗剤が及ぼす影響は大!!
洗濯物には、何回すすいでも、布1gに対して1㎎の洗剤(界面活性剤)が残留する
↓
衣類に残留した洗剤(界面活性剤)が皮膚と接触すると、皮膚に移る
(特に、汗をかいた皮膚は、移る量が増える)
↓
皮膚に移った洗剤(界面活性剤)は、汗と皮脂を取り込み、皮脂膜の形成を妨げる
↓
皮脂膜が形成されなかった皮膚は、バリア機能が低下する
↓
バリア機能が低下した皮膚は、健全な細菌叢が乱れ、アトピー性皮膚炎の発症原因や
悪化要因につながる
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、
いつも失敗する自分、今持っているネガティブな
思考パターンを、ポジティブな思考パターンに変えて、
幸せで豊かな自分になりましょう。
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