呼吸の温故知新~ヨガ・禅・ピラティス~
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
ただいま、院の真ん前を水道管工事をしていて、めっちゃうるさいです。
インフラ整備なんで仕方ないんですけども、こんな音で夜中までやられると
そら、睡眠の侵害になるでしょうね。
明日は蛇口捻ったらきっと最初はすっごい色の水が出るんやろなぁ。
本日のテーマは「呼吸の温故知新~ヨガ・禅・ピラティス~」です。
どの時代にも、体幹は呼吸で整えられてきました。「ヨガ」は、インド文化に起源を持つ、
歴史の古い心身の調和法です。
もともとは、インドの六種の哲学「六派哲学」の一つで、六種の中でも、心身の訓練を通して
人間のあり方を見ることを大きな特徴としています。
ヨガとは、サンスクリット語(古代インド語)で「馬などを馬車につなぐ」という意味があり、
それが転じて、心と体、呼吸と精神を結びつけるという意味を持ちます。
ヨガの原理は、呼吸法、対位法(身体的なポーズ」、感覚制御、意識集中、瞑想など計8つの支則があり、
中でも呼吸法と対位法を習得することで、身体と精神を満たすことができるようになるとされています。
ポーズをとることだけが目的でなく、そのポーズをとる過程で、呼吸を感じ、氣持ちを整えて自分の氣付きを
感じるのです。このヨガに並ぶものが、禅です。禅とは、瞑想という手法で雑念や煩悩をなくす宗教の修行です。
禅のほとんどの方法は、姿勢を正して呼吸を整え、瞑想をするというものです。座禅、立禅、歩行禅など、
呼吸とさまざまな姿勢をとることを融合させています。
ここには、心の在り方が反映され、あるがままを受け入れ、ひたすら呼吸をし、
「日日是好日(どんな日でも毎日が新鮮で素晴らしい日である、という意味)」という精神を持つことが
大切とされています。
禅における心や精神を鍛える呼吸は、へその下の丹田に意識を向ける丹田呼吸です。この丹田呼吸は、
ルーツをたどれば、仏教の開祖ブッダ(釈迦)に行きつくと言われています。また、ピラティスという方法も
人氣があります。創設者のジョセフ・ピラティスは1900年代前半、「コントロロジー」という考え方で、
身体を動かす骨や筋肉を意識し、活用することを提唱しています。目指すのは鍛え抜いた筋肉ではなく、
柔らかくしなやかな筋肉であり、しっかり呼吸を意識して脊柱を自由に動かすこと、筋肉をコントロールする
こととしています。
このように呼吸法は、医学や科学が進歩する前から現代に至るまで、ストレスを緩和し、体感を鍛える健康法の
原点といえます。
息をゆっくり吐き、静かに吸う、これを繰り返すことでざわつく心が落ち着き、心身共に健康になっていきますよ。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
「体の軸」「体幹」が受けたその場で変わる!
驚異の身体能力向上メソッド『アクシスメソッド』
などを得意としています。
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