~重ね塗りの方法~
おはようございます。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
お肌の角質細胞が隙間を作らずに積み上がっていれば、
外部からのダメージを守ってくれます。
でも、角質細胞に隙間ができることで本来なら、防ぐことが
できる物質もお肌に入りこんでしまいます。そのことが原因で
アレルギーが出たのが「茶の雫」。
まぁ、この商品の場合は、掻き壊しなどもありますが、
そもそも、日用品(シャンプーやトリートメントなど)の成分が
すでにお肌の状態を悪くしてしまっていたために、起こったと
考えられていたりもしますけどね。
本日のテーマは「~重ね塗りの方法~」です。
本来お肌のバリア機能は、外部からの異物を防ぐ目的をもっています。
したがって、肌に塗布したスキンケアアイテムが肌の奥深くまで「浸透」することも
防ごうとします。
しかし、掻き壊しや乾燥がみられるお肌は、通常、隙間なくキレイに
積み上がっているはずの角質細胞が、間を埋める角質幹細胞がダメージを
受けることで、隙間ができた乱れた状態になっています。
この隙間を埋めるために必要な、細胞間脂質は、セラミドやフィラグリンなどの
成分と水分で成り立っていますが、基本的にセラミドやフィラグリンが細胞間脂質として
「利用」されるためには塗布した中にそういった成分があっても利用されることはありません。
細胞間脂質として存在しているセラミドは、複数の種類が組み合わさており、体内で
生成することが必要になります。
しかし水分は別です。一定の水分が、この細胞間脂質に供給されることで、乱れた角質細胞の
隙間が埋まることで多少なりとも修復されます。
では、どれくらいの水分量を供給することが必要なのでしょうか?
基本的に水分を供給するためには、水分を多く含むローションやジェル系のアイテムが
適していますが、多くの方のスキンケアにおいて、必要な水分量の数分の1程度しか足りていない
傾向があります。特に冬は大気の乾燥から、角質層内の水分蒸散量が高まりますので、
バリア機能を改善していくために必要な量としては、全く足りていないケースがほとんどです。
そこで重ね塗りを実践してみましょう。
①ジェル系のアイテムを乾燥部位に、いつも使う量より多めに載せます。
②円を描くようにお肌になじませます。
③お肌になじんだら、再度、同じ方法でケアします。
『ポイント』
・最初に乾燥部位に載せるジェルの量は、軽く伸ばしたときに、かなりベタベタする量でちょうど良いくらいです。
・量が多いので、お肌になじむまで時間がかかります。1回のスキンケアで約3~5分位かかる量を載せてください。
・複数回行うことで、水分不足に陥った角質細胞に、しっかり水分を供給できます。
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などを得意としています。
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