こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

先日までお風呂の入り方であったりとか運動の事を

書かせていただきました。運動はともかくお風呂の入り方は

賛否両論があるとは思います。

アトピーの方はあまりお風呂に入らないほうが良いという

意見も当然あります。

では、なんで賛否両論が出るのかっていうことを個人的な

解釈でいきたいと思います。

 

本日のテーマは「入浴がアトピー性皮膚炎に良いと点と悪い点とは?」です。

 

最近は少なくなりましたが、昔は皮膚科医がアトピー性皮膚炎の方に

入浴しないように指導するケースが多かったようです。

 

しかし、実際に診ている限り、入浴を上手に取り入れることでアトピー性皮膚炎

そのものを克服された方も多くおられます。

 

では、なぜ皮膚科医が入浴を問題視するかと言いますと、入浴そのものが

アトピー性皮膚炎に対してプラスに働く面とマイナスに働く面があるからなのです。

 

~マイナスに働く面~

日本人の場合、入浴の温度は、比較的高い傾向にあります。ウェザーニューズが

2012年の1月に33995名を対象に行った「ニッポンのお風呂事情」の調査結果では、

北海道から沖縄まで全国各地の地域差がほどんどなく、男女ともに41℃でした。

 

39℃以下、と答えた方は11%で、40℃24%41℃25%42℃27%

43℃以上で入浴する方も13%おられました。

 

つまり、一般的な傾向として、アトピー性皮膚炎の方に不向きな40℃以上での

入浴を行っている方が大多数だということです。高い温度がなぜ良くないのかは、

前回までに述べた通りです。体を洗う際に石鹸など界面活性剤による洗浄剤での

洗浄がより皮脂を落として入浴後の乾燥を進ませることも、皮膚科医が入浴を

勧めない要因の一つと言われています。

 

しかし、このマイナス点は解消できない問題という訳ではなく、「入浴温度」の

問題であったり、ボディーソープシャンプートリートメントの問題であることが

わかります。

 

~プラスに働く面~

適切な」という条件が大前提ですが、入浴そのものは、冷えの解消につながることで、

皮膚の再生を適切に手助けしてくれる働きがあります。また、じっくり汗をかくことで、

自らの体がスキンケアを行うために必要な「汗と皮脂」の供給が行われます。

 

つまりは、体の中と外からの両面で、皮膚のサポートを行ってくる、ということになります。

もちろん、このプラス面を活かすためには、「入浴温度」「入浴時間」が適切であること、

そして入浴環境がお肌にとってマイナスでないことが必要となります。

 

このように、入浴にはプラスとマイナスの両面があるわけですが適切な入浴ができれば、

ダメージを受けた皮膚の再生、そして自らの体がスキンケアを行うための手助けになることで、

アトピー性皮膚炎の「原因」の一つである「バリア機能の問題」を解消してくれます。

 

上手に入浴をアトピーケアの一つとして取り入れてくださいね。

 

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