食物繊維の重要性
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
アレルギーを改善するためには、病院で薬を処方してもらうのではなく、
注射を打ってもらうのではなく、まずは、食事の改善と運動です。
特に「腸」の状態を良くしてあげることが大前提です。
ということで、
本日のテーマは「食物繊維の重要性」です。
腸は脳よりも賢い働きをすると言われています。腸内には免疫組織を
活性化している腸内細菌が棲息していまして、体の免疫系の約7割を担っており、
これらは生体内でしか生きることができません。
我々、人間は、この腸内細菌の働きで、さまざまな体のバロメーターが図られています。
その一つが排便量です。便の量のほとんどは食事で摂った食べカスだと思われている方が
多いのではないかと思います。
でも実は、排便の半分は生きた腸内細菌とその死骸、残りは腸の粘膜が
ターンオーバーして生まれ変わった細胞の死骸がほとんどで、食べかカスは
僅か5%程度しかありません。便の量は腸内細菌の量を示すので、排便量が多い方ほど
免疫力が高いと言われます。
戦前の日本人は350~400グラム(バナナ3本分程度)の便をしていましたが、
それが現在では150グラム程度です。日本人の腸はもともと食物繊維を消化吸収するために
長くできていまのすが、国民健康・栄養調査によりますと、現代人の食物繊維摂取量は、推奨量に
足してどの世代でも不足しています。腸管、特に大腸粘膜には免疫細胞の70%が存在すると
言われており、つまり免疫力の7割は腸で作られて、あとの3割は自律神経が関与しています。
東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は、便の量と食物繊維の摂取量には
相関関係があると仰ります。例えば、メキシコ人は食物繊維の多い豆を良く食べます。
食物繊維は腸内細菌のエサになるので、腸内細菌が多く立派な便を出し免疫力も高いそうです。
また、腸内環境の悪化は、脳の中の「セロトニン」という物質が不足し、このセロトニンを作る素は
善玉菌と言われています。現代人は体の細胞を錆びさせる活性酸素を取り入れながら生活をしています。
活性酸素を発生させるものにはタバコや食品添加物などがあり、腸内細菌を減らし、免疫力はますます
低下してしまいます。
腸内細菌を増やす食生活を取り戻して整えることはうついなど、こころの病気の予防にも繋がります。
いま、始められる手段として食物繊維の多い雑穀類や、微量栄養素が摂れる無農薬で作る
スムージーなどを活用してみてくださいね。
~腸内環境の改善に欠かせない食物繊維~
・水溶性食物繊維
腸内細菌は水溶性のものを好むので乳酸菌など、腸の中の善玉菌の重要なエサになります。
不足すると、便秘や下痢といった症状が引き起こされることもあります。
・不溶性食物繊維
不溶性食物繊維の効果は、何と言っても腸内環境の改善とデトックス効果です。腸内のカスや
死骸を絡め取る役割があります。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
京都市伏見区や南区、山科区、西京区、中京区、上京区、
長岡京市や向日市、高槻市、滋賀県など色々な
地域の方のご来院も多くあります。
何かお悩みのことがありましたら、お電話やお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
初めての方は24時間受付中の予約フォームもご用意しています。