7月のアトピーケアについて Vol、2
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
本日のテーマは「7月のアトピーケアについて Vol、2」です。
~エアコンによる乾燥と冷えに注意~
猛暑の中では、熱中症対策のため、どうしてもエアコンの使用頻度が
増えてくることになってしまいます。しかし、エアコン内部の
熱交換システムとは、空気が通過する際、含まれる水蒸気を冷やして
水滴にして除去する働きのため、基本的に、吸い込む空気より水分量が
少ない空気が吐き出され、相対湿度が下がる=空気が乾燥する、
ということに繋がります。
空気が乾燥すれば、皮膚の水分蒸散量は必然的に上昇し、そしてお肌が
「乾燥した」状態に向かうことになります。
夏は、汗をかきやすく、本来汗によるスキンケアの効果により冬の乾燥時期よりも
お肌の乾燥は緩和するはずですが、最近は猛暑によりエアコンが一日中
使われていることも多くなり、冬と同じような「お肌の乾燥」を促す環境の中で
過ごすことが多くなっていると考えた方が賢明です。
したがって、エアコンを使い始めた時には、夏の時期でも「保水」と「保湿」のケアは、
少し「強く」に行うように工夫してください。
また、冷房の中で一日中過ごした場合、設定温度が低めだと体の熱を奪われない
ように血流が悪い状態=冷えの状態、に陥ることがあります。
意外と夏でも「冷え」を感じる方は多いのですが、その最も大きな原因はエアコンの
継続使用にあると考えて良いと思います。
冷えの状態は、掻き壊してダメージを受けたお肌の修復を遅らせ、また未熟な
毛細血管の関係により、痒みに繋がることもあります。
とはいえ、猛暑の中でエアコンを使用せず、我慢して、万が一、熱中症を招いては
大変なことになります。エアコンは適度に使いながら、「乾燥対策」そして
「冷え対策」を行うようにしてくださいね。
~乾燥対策~
夏は汗をかくことで、軽めのケアだけで十分になることが多いのですが、冬と同じような
乾燥状況の中で過ごすのであれば、やはりケアも乾燥状態に合わせたケアに変える
必要が出てきます。多めの保水ケア、そしてその上から水分蒸散量を抑える保湿ケアを
しっかり行うようにしてくださいね。
~冷え対策~
冷えの対策は、冬と同じく「血流を良くするための行動」、運動や入浴を上手に
活用してくださいね。ただし、運動も入浴も、体温を上昇させることで冬より「体力」を
奪いやすくなるので、食欲がなく体力が落ちている時には注意が必要です。
入浴の場合、お湯の温度は38℃までにして、体への負担を和らげてくださいね。
また、皮膚の火照りを冷ます36~37℃での「クールダウン入浴」もおススメです。
クールダウン入浴の場合は、血流を落とさないよう気を付けてくださいね。
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