こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

昨日のニュースでハンマー投げの室伏広治さんが、

リオオリンピックを目指すと発表しましたね。

年齢も41歳。スキージャンプの葛西さん、サッカーのキングカズ、

プロ野球の広島の黒田選手に横浜の三浦選手、もっと言えば馬場馬術の

法華津選手。みんな凄いなぁって思います。

できれば、そんな中で若手もしっかり育ってくれると良いんでしょうけどね。

 

本日のテーマは「垢でアトピーが悪化する?」です。

 

 

~肌のターンオーバーにより垢を排泄する~

 

」というのは、皮膚から排泄される老廃物のことを指します。

それがアトピー性皮膚炎の悪化要因になっているという研究論文が

発表されました。

とても意外な話ですが、まずは、なぜ垢ができるのかを説明しますね。

 

肌のターンオーバー」という言葉を聞いたことはありますか?

人間の皮膚は新陳代謝によって常に生まれ変わっています。

皮膚が生まれ変わるサイクルを「ターンオーバー」と呼んでいるのですが、

その仕組みを見ていきましょう。

 

皮膚は一枚の皮のように見えますが、実は層が重なってできています。

表皮」「真皮」「皮下組織」と呼ばれる3層ですが、皮膚の一番外側

表皮と呼ばれ、様々な生きた細胞が詰まっています。表皮は内側から

基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4層に分かれていまして、

基底層で生まれた細胞は成熟しながら外側に向かって移動していきます。

表面の角質層にたどり着きその役割を終えた細胞は、角質細胞となります。

角質細胞は最終的に皮膚表面に押し出されて剥がれ落ちますが、

これが「垢」の正体です。

 

表皮の細胞には、細菌ウィルス紫外線など外部からのストレスを

吸収する働きがあります。皮膚のバリア機能を担う細胞がその役割を

終えると、死細胞となり垢として排泄されるわけですね。

 

 

~死細胞がアトピーを悪化させる~

 

アトピー性皮膚炎の悪化要因となる死細胞は垢だけではありません。

垢は皮膚における死細胞で、気管などの粘膜を覆う上皮細胞から

排泄された死細胞も悪化要因となります。

 

上皮細胞とは体の表面を覆っている上皮組織を構成する細胞なのですが、

表面と言っても体の外側だけでなく、口の中から肛門まで体内部の

表面すべてを覆っています。体全体では、毎秒100万個もの上皮細胞が

死に絶える一方で常に新しい上皮細胞が生まれていると言われています。

それにしても、100万個とは本当に凄い数ですよね。

 

上皮細胞の最期の姿である死細胞は皮膚においては垢となりますが、

体表面の垢そのものがアトピー性皮膚炎の悪化要因になるかといいますと、

そういう訳ではありません。表皮の角質層で死んだ細胞が、細胞膜上で

タンパク分子を介して免疫反応に影響を及ぼすことで悪化します

ですので、皮膚に垢がついたら悪化するという単純な話ではないのですね。

 

これまで皮膚粘膜の死細胞は、何の役にも立たない無害なものとして

考えられてきました。その常識が覆ったという意味でも、この研究は画期的な

ものなのです。

 

 

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