アトピーの改善にはたくさん寝たほうが良い?
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日は一日どこのテレビ局も「伊勢志摩サミット」の話題ですね。
日本全国から警察官が伊勢に集合しているとか…。
我々一般ピーポーはあんまし関係のない話なんでしょうけどね。
本日のテーマは「アトピーの改善にはたくさん寝たほうが良い?」です。
~標準的な睡眠時間で問題ありません~
アトピー性皮膚炎だからといって睡眠時間を特に多く確保する必要は
ありません。健康な人の標準的な睡眠時間で十分です。
標準的な睡眠時間は、年齢差や個人差はありますが、6時間台から
7時間台あたりと考えていただければと思います。
睡眠時間は短すぎても長すぎても高血圧や糖尿病などの生活習慣病に
かかるリスクが高くなります。
~感染症にかかると眠気が強くなる~
ところで、風邪を引いた時に、いつもより長時間ぐっすり眠れたという
経験のある方は多いのではないでしょうか?
風邪など全身性の感染症にかかると、体がだるく眠気が強くなります。
そして、いつもよりよく眠った後に治っていきます。昔から、肺炎になっても
よく眠る人は経過が良いと言われています。
~免疫機能が体を休ませている~
これは、睡眠で体が休まることもありますが、身体に備わっている免疫機能が
関係しています。体を病原菌から防御する免疫の働きは血液中の白血球が
担っていますが、白血球が主に作り出すサイトカイン(細胞に情報を厳達する
役割を持つたんぱく質)には、睡眠物質(プロスタグランジンD2など脳内で
眠気を引き起こす作用のある物質)の働きを高めるものがあることが分かって
きました。
風邪などの感染症にかかると、白血球は睡眠物質の働きを高めるサイトカインを
作り出して体を休めるように促しながら、病原菌と戦っているわけです。
アトピー性皮膚炎の皆様は、ヘルペス(帯状疱疹)などの感染症を併発することも
多いので、その場合はいつもより眠くなりやすくなるのかもしれませんね。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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