お風呂上がりの乾燥対策
こんにちは京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
ここ数日の暖かい気候で一気に桜が咲きましたね♪
うちの院はまだ蕾のままで咲く気配がないですけど…(-_-;)
いつになったらうちのサクラは咲くんでしょうねぇ。。。
本日のテーマは「お風呂上がりの乾燥対策」です。
アトピー性皮膚炎の方で、お風呂上がりの乾燥に悩まれている方は多いと思います。
お風呂上がり乾燥での悩みは大きく分けると
「入浴温度が高いため、皮膚の表面温度が上昇し、水分蒸散量が増えることで乾燥しやすくなるタイプ」
と
「スキンケアを行うタイミングが遅いタイプ」
に分けられます。
前者については、入浴温度が40度を越えていないかをチェックしてください。
アトピー性皮膚炎の方が入浴を行う「目的」を考えると、その一つは、「冷えの解消」にあります。
40度以上の高温のお湯での入浴は、皮膚表面温度はお湯の温度に合わせて上昇しますが、
体内にその温度が伝わると内臓機能などに影響をもたらすことになるため、身体は、熱を運ぶ
血流を落とそうとします。穏やかに血管を拡張、そして維持させるためには、39度前後のお湯で
入浴してくださいね。
後者については、入浴後、身体を拭いて汗がひいてからリビングなどで、スキンケアを行う方に
多くみられます。
汗にはいくつかの役割がありますが、入浴後の汗は、上昇した体温を低下させるため、
皮膚表面から水分を蒸散させて、気化熱によって体温を下げようとする働きがあります。
汗が出きった状態まで待ってのスキンケアは、そもそも角質層から水分を蒸散させきった
状態でもあり、乾燥が進んでしまった状態なのです。
入浴後に乾燥が記になる方は、まず、お風呂上がりに「「浴室内」でオイル系、もしくは
クリーム系アイテムを使って「保湿」ケアを行ってください。
浴室内は、蒸気により一定の湿度に保たれているので、水分蒸散を抑えることもできます。
その段階でスキンケアを行うことで、角質層からの水分蒸散をある程度、軽減させることが
できます。
その後、お肌が「落ち着いてから」、居室やリビングなどで「保水→保湿」、そして必要に応じた
保護ケアをしっかり行ってくださいね。
なお、先に述べた入浴温度が高い場合、皮膚表面の温度が高く、汗がなかなか引かないことが
あります。この場合、浴室内でオイル系で保湿を行うと、熱を肌に「籠らせて」しまいます。
アトピー性皮膚炎の方は、高い温度での入浴は、デメリットが多いため、おすすめはしません。
また、入浴後の乾燥は、使用する洗浄剤の影響を受けていることもあります(界面活性作用
などによる影響)。
その他、浴室内の乾燥機が影響している場合、水道水中の塩素が影響している場合など、
入浴環境でも異なることがあるので注意が必要となります。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
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