紫外線対策は予防が一番 Part2(補足)
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
ようやく、世間では桜がチラホラ咲き始めましたね。
花粉症の方は、花粉との戦いになるでしょうけども、やっぱ桜の時期は
何かワクワクしますよね♪
本日のテーマは「紫外線対策は予防が一番 Part2(補足)」です。
「補足」って思いました?思いますよね。
前回の時に一緒に書いてしまおうかと思ったのですが、ちょっと量が多くなりそうだったので、
2回にわけちゃいました。
では、何が補足かって言いますと、みなさん「SPF」と「PA」の意味って知ってますか?
あと、日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤(反射剤)」の2種類があるのは
ご存知ですか?
これをちゃんと知っているか知っていないかで、どのような日焼け止めを買うか変わってきます。
☆SPF値
SPF値とは、化粧品のUV-B(B波)を防ぐ指標になります。日焼け止めなどに
「5,10,20,30,50+」などの数値表示で、数値が高いほど効果も高くなります。
例えば「SPF50」の場合、何も塗らない場合と比べて、日に焼けて赤くなるまでの時間を
50倍に延ばせる、肌に当たる紫外線の量が1/50に減らせるということになります。
ちなみにこのUV-Bは海などで日焼けすると赤くなりますよね。これはUV-Bの仕業影響です。
☆PA値
PA値とは、化粧品がUV-A(A波)を防ぐ指標になります。これも日焼け止めなどに
「+、++、+++、++++」と4種類があり、「+」が多いほど効果も高くなります。
ちなみに、ここ数年「PA++++」という表記をされた日焼け止めが出てきましたが、
この「PA++++」の商品を販売するときは、
試験報告書を一緒に購入者に渡す義務が
あります。
ただ、罰則がないのと、各メーカーさんが第三者機関に検査をしてもらっているのではなく、
自社で検査をしているので、正式な物ではないので、どこのお店でも試験報告書をもらうことはありません。
よって、各メーカーが勝手に「PA++++」と言っているだけで、本当に「PA++++」だけの効果が
ちゃんとあるかは、定かではありません。
☆紫外線吸収剤
吸収剤は、科学的な仕組みで紫外線を「吸収」して、それを熱エネルギーの変換して、
紫外線が皮膚に浸透するのを防ぎます。散乱剤(反射剤)よりも、紫外線を強力にカットしますが、
その分、肌には間違いなく負担をかけます。
しかも、一度、吸収剤に紫外線を取り込むので、実際は肌でも吸収しています。
では、なぜ肌に悪いのに紫外線吸収剤を使うのかってなりますが、そこは「SPF値」と関係があります。
このSPF値を高くするには、
紫外線吸収剤を使えば安価で簡単に
高くすることができます。
よって、「肌への害<コストカット」ってことになっています。各メーカーさんは体への害よりも、
コストカットと女優さんを使った宣伝にお金をかけたいのです。
あとは、塗った時になじみ易いってことですかね。
☆紫外線散乱剤(反射剤)
散乱剤(反射剤)は、酸化亜鉛や酸化チタンなどで紫外線を反射・散乱させて、紫外線が肌に
入り込むのを防ぎます。これは吸収剤と違い、皮膚の手前で紫外線を反射させるので、
肌には一切紫外線が入ってきません。
当然、吸収剤よりも肌には優しいです。ただ、市販で売っている「紫外線吸収剤不使用」と謳った
日焼け止めもありますが、白浮きしたりする場合があります。あと、SPF値(20~30)が当然低くなります。
当院で取り扱っている日焼け止め「バーデンス・サンシェード」は、紫外線吸収剤は一切使っておりません。
それでいてSPFは「50+」です。ほんとメーカーさん頑張ってます。
しかも、先ほど「PA++++」に関しては試験報告書も一緒に渡す義務がありますと言いましたが、
ちゃんと第三者機関が試験した報告書を一緒にお渡しします。
僕も正直、知らないことだらけでした。でも、勉強していくと、世間で売っている日焼け止めって
ほんと体に悪い物ばかりやなぁと思います。
テレビで宣伝しているから、見た目が可愛いから、有名女優さんがCMしているからと言って買うのでは
なく、ちゃんと見定めてから買うようにしてください。ほんと、全てが安全な物ではないってことです。
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