本日は「女性と高齢者に便秘が多い理由」です。一般的に女性は男性よりも便秘が多いと

いわれています。理由としては、次の2つが考えられます。

まず1つは、女性は男性よりも筋力が弱いことが挙げられます。腹筋横隔膜など、排便時に必要な

筋力が弱いために、便をしっかりと押し出すことができず、便秘になってしまうのです。高齢者に便秘が

多いのも同じ理由で、加齢とともに筋力が低下するためだと考えられます。

2つめの理由は、女性ホルモンの影響です。排卵後に多く分泌されるプロゲステロンという

女性ホルモン(黄体ホルモン)は、女性の筋肉を収縮させる蠕動運動を抑える作用もっています。

そのため、便をスムーズに運ぶことができず、便秘が起こってきます。また、プロゲステロンは体内に

水分を溜め込む作用もあるため、便が硬くなります。ますます便通が悪くなってしまいます。ほかにも、

食事量が少ない運動不足なども、女性と高齢者の共通する便秘の原因です。便秘が続くような場合は、

病気が隠れている危険性もあるので、一度は消化器科などを、受診して、病気がないかどうかきちんと

確かめておきましょう。

では、ここで便秘を予防する体操を紹介したいと思います。ただし、この体操をしたからといって

全ての方の便秘が良くなるとは限りません。悪しからず。

☆☆☆便秘を防ぐ!!腸を刺激する体操☆☆☆

・立ったままで出来る体操

①いすの背もたれに手を添え、足を肩幅に開きます。
②腰をおとしてお尻を突き出します
③おしりを左斜め後方にして脇腹をひねるようにします。
 (右肩を軽く内側に入れるようにします
④同様に右斜め後方。これを繰り返します

・寝る前にするとよい体操

①足を開いて仰向けになります。
②片膝を曲げて反対の脇腹のほうへ持ち上げ、体をひねります
③5秒その状態をキープした後、反対の足も行います

そんなに難しくない体操です。もちろん、これだけでなく食生活の見直しや、適度な運動も必要になります。

 

 

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