こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院【併設:さくら整体院、心癒庵(ここゆあん)】 木藤です。

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昨日は入浴温度が高すぎる時に出るマイナスの影響のお話でした。

今日は入浴することで、どういうプラスの効果が出るのか?ということのお話です。

 

~プラスの影響について~

では、次にプラスの影響についてです。

アトピー性皮膚炎の方にとって入浴は悪化の要因となるだけではありません。

入浴温度を「適切な状態」にすることで、逆にプラスの影響を与えることもできます。

ここで注意していただきたいのは、あくまでこの入浴温度は「アトピー性皮膚炎」、
それもバリア機能の低下から発症している
場合を前提としています。

アトピー性皮膚炎以外の方、あるいはアトピー性皮膚炎でもアレルギーを原因としている場合には、
必ずしもこの限りではありません。

と言いましても、現在、増加しているアトピー性皮膚炎のほとんどの方は、
アレルギーを発症原因としているのではなく、皮膚の
バリア機能の低下が発症原因と
なっている方が多いので、該当する方が多いと思います。

アトピー性皮膚炎の方に適した入浴温度とは、身体が熱の放散を積極的にしなくてもよいと
思える温度で、さらに温熱によるプラスの
影響を受けられる温度ということになります。

具体的には、身体の深部温度に近い温度、38度前後がその温度になります。

夏の暑い時期なら37度、冬の寒い時期なら39度くらいになります。

では、なぜこの温度が適しているのでしょうか?

皮膚のバリア機能とは、きれいなレンガが積み上がった角質細胞の状態を保った「角質層」と、
その表面を覆う「皮脂膜」、
そして皮膚表面の「細菌叢」、この3つが主な働きをしています。

「角質層」自体は角質細胞をつなぎとめておく角質間細胞内の水分保持ができるセラミド
フィラグリンがしっかり保てているかが
重要なポイントになります。

しかし、このセラミドやフィラグリンは入浴による直接の影響は受けません。

入浴の影響を強く受けるのは「皮脂膜」と「細菌叢」になります。

皮脂膜とは、汗と皮脂が入荷してできる自分の身体で作り出した「セルフスキンケア」です。

汗は汗腺から放出されます。

そして汗が放出される際に汗腺の脇にある皮脂腺を刺激して、皮脂が分泌されます。

この皮脂が分泌されるのは、急激な体温を下げるための汗ではなく、どちらかと言いますと、
じわっとにじみ出るような汗の時により
しげきされ分泌されることがわかっています。

汗だけど、単に皮膚表面を潤わせるだけです。

逆にマラセチア菌など汗を餌にして炎症を引き起こす成分を排出する菌を活性化させる恐れもあります。

ここでポイントとなるのが「皮脂」になります。

皮脂が汗と乳化することで、皮脂膜を形成します。

皮脂膜自体は弱酸性ですので、それ自体が抗菌作用を持ち、ヒトに有害な菌の活動を抑制します。

逆にヒトに有用な菌には影響を与えませんので、皮膚の細菌叢を維持するのにも重要な役割を
果たすことになります。

アトピー性皮膚炎の方は、乾燥肌で汗もかきずらい!という方が多いです。

もちろん、汗もしっかりかく、というアトピー性皮膚炎の方もおられますが、そうした方は、
皮脂膜や皮膚の細菌叢による
バリア機能の低下という影響は受けづらく、他の悪化原因を
抱えていることが多いものです。

そして、乾燥肌を持つアトピー性皮膚炎の方に必要となるのは、じわっとかく「」です。

急激な汗は、体温を下げるために出るいわば緊急の手段になるので、皮脂を十分に伴わないので、
バリア機能からみれば、
乾燥を招く主な要因になるので、アトピー性皮膚炎の方にはマイナスの
要因となってしまいます。

アトピー性皮膚炎の方には、皮脂を伴う「じわっとした汗」が、その症状の改善には
もっとも必要となります。

体温に近い温度(体温よりも少しだけ高い)での入浴は、急激な汗を伴いません。

しかし、温熱作用はしっかり受けることができますので代謝がアップ、じわっとした汗が出てきます。

汗がなかなかかけないという方は、こうした体温に近い入浴を行っても、最初はなかなか汗が
出てこないと思います。

しかし、反復継続して入浴を行うことで、血管の拡張自律神経内分泌への働きかけによって、
少しずつ「じわったとした汗」が
かけるようになります。

このように、じわっとした汗をかく練習をすることで、38度前後の温度で入浴することは、
アトピー性皮膚炎の方にとっては
非常に適している、ということになります。

 

~入浴温度のポイント!!!~

●40度以上の温度で入浴することは、急激な汗による皮膚の乾燥など、
バリア機能を大きく低下させるため、アトピー性皮膚炎の
症状に対してマイナスの要因となります。

●38度前後の温度で入浴することは、皮脂膜と細菌叢を健全な状態に
変化させる「練習」につながるので、アトピー性皮膚炎の
症状に対してプラスの要因となります。

 

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