にゅーよーく温度
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院【併設:さくら整体院、心癒庵(ここゆあん)】 木藤です。
お久しぶりです。
今年の2月から新たにEC部門を立ち上げて通販やウェブのチケットを販売するように
なりました。
そちらの方で手が取られちゃっていてバタバタとして更新がままなっていない状況ですが、
そんなことを言っていても何も進まないので、しっかり情報として更新をしてきますねぇ。
少し間隔が空いてしまったのですが、お風呂の入り方シリーズだったのですが、
皆様、覚えて頂いているでしょうか?
今日は入浴温度なのですが、皆さんは日々のお風呂は何度くらいの温度で入られてますか?
入浴温度は、アトピー性皮膚炎の方がもっとも注意すべき「入浴方法」なんですね。
この温度がわずか「1~2度」違うだけで、アトピー性皮膚炎の方に対してプラスの
影響を出すのか、マイナスの影響を出すのかが異なって来てしまいます。
~マイナスの影響について~
アトピー性皮膚炎の方にマイナスの影響を与える入浴温度ってあるのはご存知ですか?
実は40度以上になりますと、お肌に負担をかけてしまいます。
ここで誤解していただきたくないのですが、40度以上の入浴が、「入浴温度」として
適していないということではありません。
適していないのは「アトピー性皮膚炎の方の入浴温度」という場合であって、健常な方であれば、
極端な話、どのようなお難度であっても入浴時間などをしっかり調整することで、何からの効果を
得ることができます。
では、アトピー性皮膚炎の方は40度以上の入浴で、どのようなマイナスの影響を受けるのでしょうか?
ヒトの深部体温(内臓で計測した温度)は、37~38度前後と言われています
(表面温度は35~36度前後です)。
そして、「身体の熱(体温)」は、内臓、筋肉、骨などで作られていて、血液を通して身体の隅々まで
届けられています。
「冷えは万病の元」とよく言われますが、これは、
「冷えを感じる=体の熱がうまく運ばれていない=血流が悪い」、
つまり、「血流が悪いと万病のもとになる」ということなんですね。
同様に、体の外の熱も血液を通して身体の深部に運ばれていきます。
40度以上のお風呂に入った場合、その熱は皮膚の毛細血管から身体の深部へと向かっていきます。
しかし、内臓の温度が40度を超えることになりますと、これは身体の維持に黄色信号が
灯ることになります。
ヒトは爬虫類などの外氣温に体温が左右される変温動物ではなく、常に一定の体温を保つ
恒温動物なんですね。
なので、深部温度がわずか2~3度高くなっても低くなっても、そのままでは生きてはいけないのです。
そのため、40度以上での入浴の場合、その熱を「受けないように」、身体は以下のような反応を示します。
●外部からの熱を皮膚で留める→熱を受けて皮膚の血管が拡張し赤くなる
●皮膚から熱が内臓に届くのを遅らせるため体内の奥深い部分の血管を収縮させる(冷えの状態を作る)
●外部からの熱を受ける時状態(入浴)を続けさせないためつらい状態を自覚させる
●受けた熱を放散するために急激な汗をかく
この状態を無視して体内の深部温度よりも数度でも高い温度で入浴を続けた場合、やがて意識を失ったり、
内臓の機能不全など、極めて深刻な状態に陥ります。
このように、体温よりも高い温度で長時間入浴することは、生命維持の機能に対して危険信号を
灯すことになります。
同時に、アトピー性皮膚炎の方にとって、皮膚の機能にも影響が出始めてしまいます。
皮膚はいつでも熱が放散できるように、血管を拡張、赤みを帯びた状態になります。
この状態のままお風呂を出ますと、すぐに皮膚の水分蒸散量を増加させて、氣化熱の働きにより、
体温を急激に下げようとします。
そして、皮膚から「水分蒸散量増加=角質層の乾燥状態を招く」という状況を作りますので、
「お肌の乾燥→バリア機能の低下」、というアトピー性皮膚炎の症状を悪化させる原因と
なってしまうわけです。
先の述べた身体への影響は、短い入浴時間であれば、そこまで大きな問題にはなりません。
高温での短時間入浴、という方法も健常な方ならメリットもあるとは思います。
しかし、アトピー性皮膚炎の方の場合は、短時間であっても、皮膚に受けた熱を
「冷ます」ための働き、角質層の水分蒸散量の増加、という状態は変わりませんので、
バリア機能の低下、という観点から見ますと、悪影響を受けることになってしまいます。
これまで、当院でもアトピー性皮膚炎のご相談を受けている中で、お風呂の入り方として、
もっとも多い「誤り」が、この「入浴温度」です。
確かに体感的には40度では物足りない!!という方もおられます。
特に冬場の寒い時期(外氣温が低い時)にはなおさらです。
しかし、皮膚が「熱を逃さなければならない」と感じる入浴温度は、アトピー性皮膚炎の方に限れば、
お肌の状態の悪化を招く、もっとも大きな要因になります。
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