首と腰は遠いようで実は密接に関係しているんです
こんにちは。さくら鍼灸整骨院の木藤です。
最近、こまめに更新していると思いません?(笑)
ネタがあるうちはこまめに頑張ろうかなと思います。
でも、ネタがなくなれば、きっと更新が止まります…(笑)
今日のテーマは「首の不調が骨盤~脚にまで影響をする」お話しです。
ここ数年、スマートフォンやパソコンが市民権を得て、持ってない人を探すのが大変かなと
思うくらいみんな持ってますよね。あっ、ちなみに僕の両親は持ってませんけどね(笑)
このスマートフォンの影響で前かがみになって過ごす方が圧倒的に増えました。
便利になった分、体にはあまり良くないですねぇ。現代人、ダメダメです。
で、この前かがみになった姿勢っていうのは、アゴが前に出た状態になってしまうので、
必然的に首の骨が真っすぐに伸びてしまうのですね。「ストレートネック」という症状も、
良し悪しは別として、一般的にも知られるようになってきました。
首の不調は、肩こりや背中の痛みなどと関連付けられて語られる事が多いですが、
実は骨盤から下半身にかけて全身の歪みを引き起こす原因にも
なるんですよ。ご存知でしたか?
全身の骨は筋肉が複雑に交差しながらつながっています。歪みとは、各筋肉の
筋力バランスの崩れでもあります。(内臓が歪んでいても体は歪みます。これはまた
機会があれば書きますね)
「ストレートネック」になると、首の付け根にある、脳幹がつまり、脳の働きに影響を与えたり、
首の一部の筋肉に負担が偏ります。その負担をカバーしようと肩甲骨の間が開いて背中が丸まり、
猫背になります。肩甲骨まわりの筋肉がこわばるので、肩が柔軟に動作ができなくなり、肩こりなどを
もたらします。
また、猫背で前に偏った上半身の体重を下半身でバランスを取ろうとし、骨盤が後ろに傾きます。
骨盤が後傾すると、今度は膝が曲がったまま前に出て、バランスを取って、体重を支えようとするので、
膝への負担が増え、痛みを引き起こす原因にもなります。
首のカーブがなくなると肩こりなどを引き起こしますが、このカーブは体の免震構造も兼ねています。
正常な首は、首の7つの骨が緩やかに後ろに向かってカーブを描いています。このカーブが健康な体を
保つカギになっています。地震の衝撃を柔軟に受け止めて分散する「免震構造」のように、首のカーブが
あることで筋肉が左右前後にバランスをとることができ、体の1/10ある頭の重さや、体への衝撃を
受け止めます。ひるがえって言えば、「ストレートネック」は真っすぐな硬い建物が地震で折れやすい
状態になぞらえることができます。首の緩やかなカーブを普段から維持することが大切です。
最後にまとめますと…
首のカーブがなくなりアゴが前に出る
⇩
肩甲骨が開き、肩の筋肉が緊張して肩こりを引き起こす
⇩
背中が曲がり、猫背姿勢になる
⇩
腰のカーブが真っすぐになってしまう
⇩
骨盤が後傾して、下腹部ポッコリ
⇩
骨盤とのバランスをとるために、膝が曲がる
⇩
筋力が偏るため、歩いてもすぐに脚が疲れやすくなる
となるんですね。他にも色々な不調をきたしますので、姿勢一つでもしっかり意識して
普段の生活を送ってくださいね。
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