LPS(糖脂質)がアトピーを改善する理由
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
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前回までは、あれやこれやと姿勢がどうのうこうのってお話をさせて
頂きました。あくまで当院の考え方ですが。
ということで、今回からまたアトピーに沿った内容に戻して
いこうかと思っています。
本日のテーマは「LPS(糖脂質)がアトピーを改善する理由」です。
~LPSって?~
最近、「LPS(リポポリサッカライド:糖脂質)」という言葉をみかけるように
なりましたね。免疫力を上げることで様々な疾病予防に有効とされていて、
「免役のビタミン」とも呼ばれたりします。
様々な生活習慣病や骨粗鬆症、アルツハイマー病などの予防、そしてアトピー性皮膚炎改善にも
役立つと言われています。
LPSには、いったいどのような働きがあるのでしょうか?ここから皮膚との関係から
紐解いていってみましょう。
~体を防御する皮膚の構造~
皮膚には二つの役割があります。まず体内の水分を逃がさないようにすること、
そして外部からの様々な刺激、異物の侵入から内部を守る事の二つです。
これからの役割を果たすために、皮膚には巧妙な仕組みが備わっています。
まず、皮膚の構造面から見て行くことにしましょう。皮膚の最下層には皮下脂肪があって、
その上に真皮、表皮が重なっています。真皮の90%ほどはコラーゲンと呼ばれる膠原繊維で、
皮下脂肪と共に皮膚のクッションの役割をもっています。美容成分として知られる
コラーゲンがお肌にハリをもたらしてくれることは、ご存知の方も多いと思います。
表皮の主成分はケラチノサイトと呼ばれる角化細胞で、細胞間を埋める皮脂、天然保湿因子(NMF)、
角質細胞間脂質(セラミド)とともにバリア機能を担当しています。
表皮の表面は古くなったケラチノサイト(死細胞)と脂質でできた角質層で覆われていますが、
角質層は新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返して常に再生され続けているのですね。
表皮の下層で生まれたフレッシュなケラチノサイトが、古くなるにつれ上部に押し出され、
垢となって剥がれ落ちるという循環が正常に繰り返されることで、皮膚のハリや潤いが
保たれているわけですね。
もう一つ、表皮顆粒層(第2層目)には、タイトジャンクションと呼ばれる構造があります。
タイトジャンクションは隣り合う細胞がピッタリとつながったバリケードのようなもので、
この構造が水分蒸散と異物侵入の防御を強化してくれています。
少し長くなりそうなので、続きは…次回に持ち越しってことで(笑)
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