運動と虫歯 ～口腔内環境って～
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院【併設：さくら整体院、心癒庵（ここゆあん）】 木藤です。
昨日、氣がついたのですが、もうプロ野球ってセ・リーグ、パ・リーグともに
優勝が決まっていたんですねぇ。
あれこれしていますと、世の中の流れについていけてない自分がいます（笑）
それでもちゃんと生活して行けているのでいいのかなぁと思うところもあったりします。
そうそう。
今日未明からアメリカ大統領選挙をしているのは知っていますよ（笑）
さて、本日は口腔環境とスポーツということで少しだけお話できればと思っています。
唾液は口腔内にある唾液腺から分泌される、アミラーゼという酵素を含む消化液で、
主に口の中で糖質を消化する際に作用しています。
そんな唾液ですが、働きはこれだけではなく、口の中の免疫システムとしても
働いてくれています。
口の中は常に外氣と触れていますので、細菌やウィルスなどの病原体が
侵入しやすくなっています。
そこで唾液中の唾液グロブリン（IgA）や抗菌ペプチドといった、病原体からの
防御システムである免疫作用が重要となってきます。
実はこれらの物質は免疫作用だけでなく、虫歯菌の数や虫歯の発生リスクなどと
関連しているという研究結果があります。
つまり、唾液の分泌量が低下しますと、虫歯の発生のリスクが高まってしまいます。
最近では、そんな重要な役割を担っている唾液と運動との関係性が注目されてきています。
特にマラソンランナーなど、高強度で長期間の運動を実施しますと、
唾液に含まれている抗菌ペプチドの分泌が低下してしまい、虫歯菌が増えるといわれています。
この事は、強い運動を長期間しすぎますと口の中の免疫環境を良い状態に保つことができなくなり、
虫歯が発生しやすい状況を作ってしまうことを示しています。
実際にロンドンリンピックに出場した選手を対象とした調査では、半数以上の選手が虫歯を患っていて、
さらに75％の選手が歯周病になっていたという調査結果もあります。
アスリートは「ここぞ！！！」という勝負時には歯を食いしばったりしますので、
歯は常に健康な状態に保つ必要があります。
しかし、運動後に何もせずにそのままにしておきますと、口腔内環境が悪くなり、
虫歯ができてしまい、十分に食いしばれることができなかったり、食事が十分に取れなかったりします。
これでは思うようなパフォーマンスの発揮やレベルアップをするどころか、
むしろ本来の力すら発揮できなくなります。
トップアスリートだけではなく、継続的に運動を頑張っておられる方は、体のケアだけでなく、
運動後の口腔内のケアにも目を向けないといけません。
ちなみにヨガやストレッチなどのゆっくりした運動では抗菌ペプチドが増える、という結果もありますので
是非スポーツをされている方は、ヨガやストレッチを取り入れてみるのも一つです。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、
いつも失敗する自分、今持っているネガティブな
思考パターンを、ポジティブな思考パターンに変えて、
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『シータヒーリングサロン® 心のいやし 心癒庵』
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