なぜ、デメリットゾーンにいるときにステロイド剤を塗布するのが良くないのか?
おはようございます。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院の院長 木藤です。
ちょっと個人的事務処理が一段落しました。
ということで、ちょっと本腰を入れて、次のステップへいきます。
目の前のことに全力で取り組む。
大事な事ですが、忘れがちな氣もします。
本日のテーマは「なぜ、デメリットゾーンにいるときにステロイド剤を塗布するのが良くないのか?」です。
デメリットゾーンに入っても、ステロイド剤の使用を続けた場合、どのようにアトピー性皮膚炎に
良くないかって事を考えてみたいと思います。
まずは、ステロイド剤の薬剤としての副作用にはどのようなものがあるのでしょうか?
・副作用
副作用等発言譲許の概要
再評価結果における安全性評価対象例4875例(ローション含む)中、副作用は166例(3.41%)に
認められました。
主なものとして、毛嚢炎・せつ41件、皮膚刺激感38件など
・重大な副作用
眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障
・その他の副作用
過敏症:皮膚の刺激感、接触性皮膚炎、発疹
皮膚の感染症:細菌感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎、せつ等)、真菌症(カンジダ症、白癬等)、
ウィルス感染症
その他の皮膚症状:魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、色素脱失、ステロイド座瘡(尋常性座瘡に似るが、
白色の面皰が多発する傾向)、ステロイド酒さ、口囲皮膚炎(口囲、顔面全体に紅斑、丘疹、
毛細血管拡張、痂皮、鱗屑)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)
下垂体・副腎皮質系:下垂体・副腎皮質系機能の抑制
これらの副作用の恐れがるわけですが、そのほとんどは「頻度不明」であり、使用期間や頻度にも
影響を受けますが、多く発生するものではありません。
また、直接アトピー性皮膚炎に関わる要因として言われているのが、副腎皮質系機能(副腎異質ホルモン)への
抑制ですが、ドクターがいうように、服用や注射、点滴と違い、外用の場合には、その影響が
見られる頻度は最強クラスのステロイド剤を相当年使用した場合であり、例外的なものといえます。
つまりは、ステロイド剤の副作用が、アトピー性皮膚炎という病氣自体を直接悪化させているケースは
多くはないと考えます。
では、なぜ、ステロイド剤の長期連用が良くないのでしょうか?
そこに、「ゾーン」のどの位置に今、自分がいるのかが大きく関わってきます。
例えば、ステロイド剤の添付書に重大な副作用として書かれている眼障害は、メリットゾーンの中で
ステロイド剤を使用している場合に現れやすいものではありません(リスクがゼロではありませんが…)。
また、デメリットゾーンの中でも、かなり深度が深いところにおられる方が該当しやすいと思いません。
ただ、こうした副作用は、必ずしも「アトピー性皮膚炎の悪化」に繋がっているわけではありません(眼障害など、
他の疾患として現れています)。
デメリットゾーンの中にいるアトピー性皮膚炎の患者さんが氣をつけなければならないのは、
「アトピー性皮膚炎を悪化に導く影響」なのです。
では、実際にデメリットゾーンにいると考えられる患者さんが、そのままステロイド剤の使用を
続けた場合、「どういった影響がアトピー性皮膚炎に関係しているのか」を、これまで報告されている
医学論文と実例を元に次回からみていってみましょう。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、いつも失敗する自分、
今持っているネガティブな思考パターンを、ポジティブな思考パターンに
変えて、幸せで豊かな自分になりましょう。
『シータヒーリングサロン® 心のいやし 心癒庵』
「体の軸」「体幹」「安定力」「可動域」「柔軟力」が受けたその場で変わる!
驚異の身体能力向上メソッド『アクシスメソッド』
などを得意としています。
何かお悩みのことがありましたら、お電話(075-931-1833)や
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
初めての方は24時間受付中の予約フォームもご用意しています。
心癒庵専用番号は「080-7703-8961」です。