~角質層からの水分蒸散を減らす保湿ケア~
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
この時期は、大気が乾燥しているからという理由もありますが、基本的には汗を
かく量が夏場と比べて圧倒的に少なくなります。
汗とは、かくと嫌がる方が多いのですが、汗をかくことで、皮脂と混ざり皮脂膜が
形成されます。そして、その皮脂膜が肌の水分蒸散を防ごうとしてくれます。
冬場でもしっかり汗をかけるのであれば、良いのですが、なかなか汗をかけないので
あれば、スキンケアにてしっかり肌からの水分蒸散を抑えるようにする必要が
あります。
本日のテーマは「~角質層からの水分蒸散を減らす保湿ケア~」です。
角質層からは、常に水分が蒸散していますが、通常は、汗と皮脂が乳化することで作られる
「皮脂膜」がお肌を覆うことで、その蒸散を調節、角質層の水分不足(=乾燥)を防ごうと働きます。
しかし、汗がかきづらい寒い時期、特に汗をかきにくいアトピー性皮膚炎の方は、この皮脂膜の形成が
上手にできていない状況が見受けられます。そのため、乾燥が生じやすい、ということがあるのですが、
その対策としては、角質層の水分蒸散を防ぐための保湿ケアを行うようにしてくださいね。
具体的には、油分系アイテム(液状、固形のオイルアイテム、オイル分を多く含むクリームなど)で
バリア機能が低下した状態の部位を「覆う」方法です。なお保水は、多めに行うことが基本となります。
ほとんどのアトピー性皮膚炎の方は、この保水の量が足りていないことで、バリア機能の回復が
遅れているケースが多いです。
それに対して、オイル系アイテムで水分蒸散を抑えるための「保湿」ケアについては、蒸散を抑えるための
量があれば十分ですので、特に多めの必要はありません。特にオイル系アイテムは、べたつき感があることで
抵抗がある方もおられます。
ただ、保湿ケアは、いわばお肌の「一番上に行うケア」と言えます。そのため、服と擦れたり露出部位を
触ったりすることで、どうしてもオイル分が定着している時間が短くなりやすいものです。
そこで、乾燥時期のしっかりした保湿ケアとしては、頻度を多く行うことを心がけてくださいね。
朝、学校や仕事に行く前に保湿ケアを行って、帰ってくるまで何もしない、というのは、今の時期、角質層の
バリア機能を考えた場合、大きなマイナスとなります。食事の時間や休憩時間などを利用して、
「塗り直し」は行うようにしてくださいね。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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