こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

ここ二日ほど院内の音楽を変えてみたのですが、患者さんが止まって少し時間に余裕ができると

眠たくなります(笑)

 

でも、癒しの音楽効果を実感できていることも確かです(笑)

 

本日のテーマは「汗と反応すると、より危険…界面活性剤」です。

 

普段、長時間、直接肌に触れている衣類に残留している洗濯洗剤が、

肌トラブルの原因を引き起こしていることをご存知ですか?

何気なく選んでしまっている洗濯洗剤に、もう少し注意を向けてみませんか?

市販のほとんどの洗剤は、界面活性剤を洗浄剤として使用しています。

この、界面活性剤が衣服に残ってしまい、お肌のトラブルの原因となっている場合があります。

 

~界面活性剤って何者?~

 

界面活性剤とは、本来混ざり合わない性質を持つ水と油を混ぜ合わせることができる物質です。

イラストのように、界面活性剤はになじみ易い親水性の部分と、になじみ易い親油性の部分を

持っています。この性質を利用して、タンパク質汚れなどの落ちにくい汚れを落します。

 

界面活性剤

合成洗剤にも純石鹸にも界面活性剤が使われています。合成洗剤では、主に、石油由来

界面活性剤が中心に使われ(主な洗浄作用を純石鹸以外の界面活性剤によって得ています)、

一方、植物由来の界面活性剤(脂肪酸ナトリウム)含有率が100%の製品を純石鹸と呼びます。

界面活性剤は、洗剤のほかにも医薬品化粧品食品などの成分として広く使われています。

 

~界面活性剤がよごれを落とす仕組み~

 

界面活性剤は「浸透作用」「乳化作用」「分散作用」という3つの作用を持っています。

界面活性剤を入れた水であれば、「浸透作用」の働きで、水をはじきやすいウールなどの繊維でも

簡単に浸み込みます。このため皮膚からも非常に浸透しやすくなってしまいます

「乳化作用」「分散作用」は油汚れを落とし、汚れの粒子を水中に分散させることにより、衣服に

再付着しにくくする働きがあります。

 

どこでにでも使われている「界面活性剤」。何気なく使っている製品に含まれている「界面活性剤」。

本来であれば、水と油は混ざることはありません。でも、その混ざらない物同士を混ぜ合わせることが

可能になるのが界面活性剤です。

ということは、それだけ体にとって悪い物が多く含まれているということでもあります。

 

「脱界面活性剤」でアトピーの症状が治まったという方もおられます。

 

でも、すべてをなくすことはできませんので、出来る範囲のことで少しずつ、使わないようにしていくことが

大切になるかなと思います。

 

次回は、「界面活性剤の問題点」について触れていきたいと思います。

 

 

京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、

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などを得意としています。

 

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