睡眠はアトピー性皮膚炎克服のカギ
こんばんは。さくら鍼灸整骨院の木藤です。
アトピー性皮膚炎の方にとって、睡眠は痒みや炎症などから
自分の体を守るために内分泌機能に大きな影響を与えている
生活内の要因です。
なぜ睡眠が大切なのか、また、睡眠を取る際、どういったことが
ポイントになるのかを考えてみましょう。
☆副腎皮質ホルモン
アトピー性皮膚炎の炎症や痒みに対して自分の体が対応する場合に
使われてるのは、お薬で使われるのと同じ副腎皮質ホルモンが最も
即効性がある内分泌(ホルモン)です。
副腎皮質ホルモンが自分の体で作られるのは、生産のピークが
午前4時~7時で、その前にどれくらい「睡眠時間」が確保できていたが
産生の量に関わるとされています。
つまり、睡眠が不足した状態になると、自分の体で作り出す副腎皮質ホルモンが
少なくなることで、炎症や痒みが強くなることがある、ということです。
☆自律神経
ヒトの体の免疫機能は、内分泌機能と自律神経の影響を強く受けています。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立ち、両者がバランスを保っていますが、
睡眠が不足すると、そのバランスが崩れます。自律神経のバランスが崩れると、
体温調節機能が乱れたり、あるいは内臓機能にも低下が現れます。
そうすることで、免疫機能も乱れ、アトピー性皮膚炎が発症したり、炎症が悪化したりします。
このように、睡眠をしっかり確保することが、アトピー性皮膚炎克服に大きく関わっている、
という事です。では、アトピー性皮膚炎の方の場合、どういった睡眠の問題が生じるのでしょうか?
1.寝汗の問題
通常、寝る前に体温は下がりだすのですが、アトピー性皮膚炎の方は、自律神経の乱れから
逆に布団に入ると体温が上がり、寝汗で蒸れて、余計に痒みが増して眠れないという方が
多くいます。
2.寝返りの問題
ヒトは寝ている間、自然と寝返りをうって、血行が滞らないようにしますが、
寝具によっては、寝返りを打つ際、余計な力を必要とすることがあります。
自然と無駄な力をかけずに寝返りを打てる寝具が寝やすい寝具と言えるでしょう。
色々なところで大切になる、睡眠。一度見直してみるのも一つですね。
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