衣類に残る界面活性剤の問題点
おはようございます。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
昨日でようやく長い連休が終わり、今日から通常に戻りますね。
次の連休は7月の海の日です。それまで頑張りましょう。
本日のテーマは「衣類に残る界面活性剤の問題点」です。
~何度すすいでも、すすぎ残しが衣類に残留~
洗濯機にある「すすぎ」機能には「注水すすぎ」と「ためすすぎ」があるのはご存知ですか?
実はそのどちらの方法を用いてすすいでも、合成洗剤は、一定量、衣類に残留することが
わかっています。
この残留した成分が界面活性剤です。特に下着は、長時間肌に直接触れるので、
脇の下や首回り、腰などの汗は溜まりやすい部位では、残留している界面活性剤が溶け出して、
いっそう肌に付着しやすくなります。
その部位がなかなか改善しない場合は、残留する界面活性剤の影響も考えられます。
また、柔軟剤にも界面活性剤が使われています。これは、意図的に繊維に油分を残すことで
柔らかく仕上げるために、界面活性剤も、より残留します。タオルに柔軟剤を使えば、顔を
拭くたびに界面活性剤をつけていることになるので注意してくださいね。
~汗と反応するとより肌に浸透して、かゆみや肌荒れの原因に~
洗濯が終わった衣類に付着している界面活性剤には浸透作用があるので、長時間、肌に触れ、
汗などの影響を受けると、肌の傷などの隙間から体内に侵入します。
また、界面活性剤には水と油を混ざり合わせる性質があるため、水分と脂質からできた皮脂にも
容易に混ざり、皮膚のバリアを破壊してしまいます。
特にアトピー性皮膚炎の方のお肌は、炎症や掻き傷があるので、残留洗剤が入り込みやすく、
このときにむずむずとしたかゆみが起こると考えられます。
さたに、合成界面活性剤は、水と油をなじませる作用によって汚れを落とす替わりに、河川などに
流れ出ると自然分解が困難な物質でもあります。毒性もあり、魚などの水棲生物に悪影響を
与えるので問題にもなっています。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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