細胞力の育て方
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
昨日、体操の世界選手権で内村航平選手が左足首をケガして途中棄権しましたね。
いやはや、世界が驚いたでしょうね。なにせ連覇中の世界王者ですから。
でも、ちゃんと、自分の身体の状態を見極めて棄権できるその勇氣は凄いなぁと
思います。
すっごい葛藤があったと思うのですけどね。それでも、次の東京オリンピックを考えると
今は無理をするべきではないと僕も思いますしね。
まずはゆっくり身体を休めてケガをしっかり治してほしいですね。
本日のテーマは「細胞力の育て方」です。
皆様は普段の生活の中で、細胞の働きを考えたり、意識したりすることは少ないかもしれません。
しかし、ひとたびその存在に目を向けてみると、細胞こそ私たちの生命の基礎であることに気がつき、
最先端の医療技術などにより新たな生命を体に吹き込むことができる底知れない力を持っていることに
驚かされます。
細胞は、どんなときにも私たちの生命を支え、つないでくれています。細胞を生き生きと活性化させ、
細胞力を育てるということは、健康を作り上げる上で何よりの基礎といえるでしょう。
それでは、細胞力が育つ環境・条件とはどのようなことなのか、ポイントを押さえていきましょう。
①バランスの良い食事をする
日々、細胞が生き生きと働く為には、そのエネルギー源となる炭水化物・脂質・タンパク質・代謝を促す
ビタミン・ミネラルを満遍なく含んだ食事、つまりバランスのよい食事をすることが大切になります。
中でも、細胞自身をつくるタンパク質は、現代の傾向である肉への偏りに注意し、魚や大豆、卵なども含めて
バランスよく摂取してください。
②ナトリウムとカリウムのバランスを整える
細胞を正常に機能させるために、ナトリウムとカリウムが細胞内外のイオンバランスを保っています。
日本人の食生活は、ナトリウムを多く含む精製された食塩の過剰摂取によって、イオンバランスが崩れやすい
傾向にあります。
なので、市販で売られている精製された食塩を摂取するのではなく、昔ながらの製法で原材料が
「海水」のみであったり、成分表に変なカタカナが含まれている物を買わないようにし、まずは普段使っている
調味料を少しずつ変えていく工夫をしたり、量を正しく計量したりしてください。
また、カリウムを積極的に摂取するためには、果物や生野菜などを摂取するように心がけてください。
その際、自然農法や無農薬で作られた野菜を摂取するようにしてください。間違っても大手スーパーやコンビニ、
などの野菜は農薬、添加物などふんだんに使われていますので、注意が必要です。
③不飽和脂肪酸を摂取する
細胞膜のリン脂質は、不飽和脂肪酸で構成されています。この細胞膜が参加されると老化の原因となりますので、
これを防止するn-3系脂肪酸(オメガ3系)やn-6系脂肪酸(オメガ6系)を摂取することが有効です。
特にn-3系脂肪酸には、酸化した細胞の炎症を抑える働きがありますので、DHAやEPAを多く含む
サバやイワシなどの青背魚などを取り入れるとよいです。
出来れば、n-3系とn-6系は1:1で摂取するよう心がけてくださいね。
④活性酸素を除去する
細胞の機能低下を起こす大きな原因は、活性酸素といわれています。活性酸素は、ミトコンドリアでエネルギーを
作るときに発生してしまいます。この活性酸素から細胞を守る為には、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eの
摂取や活性酸素を無害化するスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)という酵素を活性化させる有酸素運動などが
大切になります。
⑤NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる
NK細胞は、細胞のがん化やウィルス感染などによって、体内に異常な細胞が発生したときに、それらを攻撃する
初期防衛機構として働きます。NK細胞を活性化させるためには、笑いの溢れる生活や良質な睡眠を心がけるように
してくださいね。
細胞が喜ぶ環境を整えて細胞力を育てるためには、はやり、バランスの良い食事や適度なう運動、良質な睡眠が
欠かせません。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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