夜、寝ているときつい痒みで掻きむしってしまう方へ
おはようございます。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日は京都市内の中学校が入学式です。昨晩からの雨で入学式に
列席する父兄の方も大変やなぁと思います。
本日のテーマは「夜、寝ているときつい痒みで掻きむしってしまう方へ」です。
乾燥と気温の上昇が影響しているのか、毎年、春先は症状が悪化する方が
多いです。特に就寝時、お布団に入ってしばらくすると、きつい痒みに襲われ、
血が出るまで掻き毟ってしまうことがあります。
そのため、夜がなかなか寝付けず、十分な睡眠が取れないことが多いです。
では、睡眠時にどういう対策を取ったらいいのでしょう。
就寝時は、内分泌の日内リズムなどにより、アトピー性皮膚炎の炎症・痒みを
コントロールする副腎皮質ホルモンの量が少なくなり、状態が悪い方の場合、
痒みが出やすい状況になっています。また、寝汗で痒みが増強されることもあります。
日内リズムは、乱れることによる影響が大きいので、痒みが出やすい「条件」を探り、
その解消から取り組むようにすると良いです。
アトピー性皮膚炎の方に多く見られるのは、「寝汗」の問題です。
汗は、アトピー性皮膚炎に対してマイナスの要因も抱えており、また寝ている間は、
かいた汗の対処もできませんので、熱が籠ることで血管が拡張し、より痒みが出やすい
状況が作られてしまいます。
では、どうするのが良いのかですが、まずは寝具を、熱が籠りにくいものに
変えてみてください。通気性が良い寝具であれば、寝汗が溜まりにくく、同時に
ダニ対策にもつながります。
次に、パジャマなど寝巻も、綿など熱が籠りにいものにしてください。
化学繊維のものは熱が籠りやすく、冬の寒さ対策には良いのですが、これからの時期は、
汗で状態が悪化する方の場合は、注意が必要になります。
睡眠は、アトピー性皮膚炎の症状に対して、大きな要因となり得ますので、十分な
睡眠のための「環境づくり」を意識するようにしてください。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
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