亜鉛トランスポーターが細胞のストレスを緩和する
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
昨日は錦織圭選手がATPツアー1000の初優勝をかけてナダル選手との
決勝戦でしたね。
結果は「6-3,6-2」のストレート負け。
それでも、手首の怪我からここまで復帰できたのは、いちテニスファンとしては
嬉しい限りです。
今年はグランドスラムで優勝する姿を見たいなぁと思いつつ、そろそろ始まる
全仏オープンが楽しみです♬
本日のテーマは「亜鉛トランスポーターが細胞のストレスを緩和する」です。
では、ZIP7は、どのように間葉系幹細胞に関わっているのか?ってことですよね。
具体的な仕組みを調べてみたところ…細胞質内にある小胞体と呼ばれる小器官で問題が
起こることがわかりました。
ZIP7は小胞体に集まっているのですが、ZIP7がなくなると小胞体がストレスを感じて、
それが原因で細胞死(アポトーシス)が起こるという問題です。
小胞体では、一体どんなストレスが生じているのでしょうか。
小胞体は、数十億に及ぶ、人体のすべての細胞質内に存在しています。
どんなことをしている小器官かといいますと、タンパク質の合成、貯蔵、輸送などの
品質管理をしています。
小胞体がうまく機能しているおかげで、細胞のクオリティーは良い状態に保たれています。
そんな小胞体の中では、PDI(プロテインジスルフィードイソメラーゼ)という酵素が、
作られたタンパク質の整形を担当しています。
この酵素は、小胞体内に亜鉛が増えすぎる事をそしてもキライます。
亜鉛が増えすぎるとPDIたちは寄って集まり、フリーズしたような状態に陥ります。
すると小胞体内には不完全なタンパク質が作り出されてしまい、ゴミのほうにたまって
いってしまいます。
小胞体が感じるストレスとは、このような小胞体の環境の悪化なんですね。
ZIP7は小胞体内をチェックして、亜鉛が増えすぎると小胞体の外に出す(小胞体の外側は
細胞質なので、結局は細胞質に亜鉛を入れていることになります)役割をしています。
ZIP7のおかげで小胞体内の亜鉛量が最適化されますと、PDIはしっかり働けるようになるので、
ゴミはたまらなくなり、ストレスは回避されるってことです。
以上の仕組みから、間葉系幹細胞でZIP7が欠損すると以下のような流れが生じます。
【小胞体内に亜鉛が過剰に蓄積する】
↓
【PDIがうまく機能しなくなる】
↓
【小胞体内に不良タンパク質がたまる】
↓
【小胞体に過剰なストレスがかかる】
↓
【細胞死(アポトーシス)】
↓
【細胞死により、様々な間葉系幹細胞(真皮、骨、軟骨、歯、脂肪など)がダメージを受ける】
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、いつも失敗する自分、
今持っているネガティブな思考パターンを、ポジティブな思考パターンに
変えて、幸せで豊かな自分になりましょう。
『シータヒーリングサロン 心のいやし 心癒庵』
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