眠るときにかゆくなったり、寝汗が出る訳は?
おはようございます。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今回のサミットを受けてってわけではないでしょうけども、来年上がるであろうと
言われていた、「消費税」ですが、2年半先延ばしになる可能性も出てきたみたいですね。
きっと、この夏の参議院選挙へ向けての布石なのかなぁって思いますが。
本日のテーマは「眠るときにかゆくなったり、寝汗が出る訳は?」です。
~体温を下げることで脳と体は休息します~
睡眠の役割は、脳を含めて体全体を休息させることです。脳と体を休ませるための
仕組みは実にシンプルで、身体内部の温度を下げることで休息してきます。
身体内部の温度が下がると、生体内を支える生化学的反応が抑制されて、
エネルギー消費量が減ります。エネルギー消費量が減ることで、脳や身体は
休息できるという訳です。
体内の温度は外部に熱を逃がすことによって下がっていきます。眠くなって
ぐずりだした赤ちゃんの手を触ると、暖かくなっていますよね。内部の熱を逃がすために、
特に手足の甲などの血管が開くため、体の表面は逆に温かくなります。
アトピー患者さんが寝入りばなにかゆみを感じやすいのは、血管を開いて熱を
逃がそうとする体の働きのためなんですね。
~寝汗は体の温度調整によるものです~
睡眠中に汗をかくのも、体の温度調整を行うためのものになります。健康な大人の方でしたら
眠っている間にコップ一杯分程度の寝汗をかきます。睡眠中に最も汗をかきやすいのは、
眠り始めの1~2時間です。この頃は、最も眠りが深くなります。寝汗をかくときは睡眠が
深いので、通常は目を覚ますことはありません。しかし、暑くて寝苦しかったり、体にかゆみや
痛みなどの不快症状がある場合は、目を覚ましてしまうことがあります。
アトピー性皮膚炎の患者さんの場合、かゆみで目を覚ましたらすごい寝汗をかいていて非常に
不快な思いをするケースも多いです。
~気持ちよく眠れる睡眠環境を作る~
ここで認識して頂きたいことは、「寝汗は悪いものではなく、出たほうがよいもの」であるということです。
たっぷり汗をかいて目が覚めると不快なものだから、とかく寝汗は悪者にされがちです。しかし、汗を
かくこと自体は体によいことなので、汗をかいても不快に感じにく睡眠環境づくりを心がけてくださいね。
最近は昔よりも、吸湿性や通気性がよい寝具が手に入りやすく種類も豊富です。汗をうまく逃がしてくれる
寝具や衣類を選んでいただき、暑い季節はエアコンを上手に活用して、気持ちよく眠れる環境を作ることが
快眠への第一歩になります。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
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