初夏から夏にかけてのアトピー対策
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今月もあと1週間となりましたね。みなさんは連休の予定は立てましたか?
さくら鍼灸整骨院は4月末から5月連休は完全予約にはなりますが、施術していますので、
よろしくお願いします。
本日のテーマは「初夏から夏にかけてのアトピー対策」です。
「夏になるとアトピーが悪化しやすい」「苦手な夏を乗り切る方法を知りたい」など
乾燥する季節よりも夏の暑い時期にアトピーが悪化しやすい方は意外とおられます。
そんな方に心がけて頂きたい、暑い季節のアトピー対策を何回かに分けてご紹介していきます。
まずは、ざっくりといきますね。
暑い季節の悪化原因で一番多いのは「感染症」です。
実は、アトピーの悪化ではなく、感染症による悪化が主原因の場合が多いのが夏です。
だからこそ、適切な対応を行うことで、悪化予防と改善が可能になります。
~感染症で症状が悪化する2つの要因~
①皮膚の要因
紫外線や汗の放置などによって皮膚の免役力や防御力が低下し、感染症から症状が悪化します。
②体内の要因
寝不足や疲労の蓄積、夏冷え、運動不足などによる免役力の低下から、感染症にかかり重症化
しやすくなります。
紫外線を浴びた肌は、皮膚の免役力に大きく関わるランゲルハンス細胞に影響を与え、お肌の
防御力を低下させてしまいます。
また、皮膚の常在菌であるマラセチア菌が汗と反応をしてタンパク質を分泌し、このタンパク質が
炎症反応を引き起こすことが、最近の研究で発表されました。
また、掻き壊しなどによって、皮膚の防御力が低下すると、感染症にかかりやすくなります。
慶応大学とアメリカ国立衛生研究所が黄色ブドウ球菌とアトピー性皮膚炎の関係について
研究結果を発表していましたが、感染症にかかることで、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる
だけでなく、アレルギー自体も増悪させ、それらが悪循環を形成することで、皮膚の状態を一気に
悪化させやすくなります。
特に、これから気温が上昇すると、感染症の原因菌やウィルスは増殖しやすい環境になりますので、
皮膚の防御力の低下は、より感染症のリスクを高めることにつながりやすくなります。
そこで、まず大切になるのは、お肌の免疫力を「落とさない」ケアを考えることです。
次回からは、皮膚の悪化原因を解消する方法(ケア)をご紹介していきます。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
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