冬のアトピーケア~入浴編~
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
高梨沙良選手が銅メダル取りましたね♪
思い起こせば4年前のソチでは、まだ17歳。じょしこーせーですよ。
当時からワールドカップで優勝していましたので、どうしても世間は
「金メダル」を期待してしまい、マスコミやメディアも大きな期待を
かけてしまい、プレッシャーとの戦いもあったと思います。
それから4年。本当に良かったですね。そもそもオリンピックって
結果を出すことも大切ですが、出場できるってことが凄いんやと思うんですよね。
それが、いつの間にやら結果を出さないと、選手が「申し訳ありませんでした」って
謝ることになるんですよね。
選手って何も悪いことしていないんですけどね。ただただ全力でやっただけなのに…
と思っちゃう僕でした。
本日のテーマは「冬のアトピーケア~入浴編~」です。
寒い時期は、入浴が心地よく感じやすい時期ですよね。
しかし、入浴は、アトピー性皮膚炎の方にとっては大きなメリットを生むことも多いですが、
入浴の方法を間違うとデメリットに繋がる可能性のある「諸刃の剣」でもあります。
もっとも頻繁に目にする間違った入浴方法として注意が必要なのは「入浴温度」です。
入浴がアトピー性皮膚炎に対して効果もたらすのは、「ジワッとした汗をかくことによるスキンケア」
と「冷えの解消」の二つです。
ジワッとした汗は汗腺から放出されるとき、汗腺の中にある皮脂腺から皮脂を分泌させます。
そして汗が皮脂と乳化することで、皮脂膜を作ります。
これが自分の力で行う「スキンケア(セルフケア)」です。
それに対して、運動をしたあとなど、体温を氣化熱により下げるためにかく急激な汗は、
皮脂をあまり伴わなく、スキンケアにはあまり役立ちません。
汗をスキンケアとして役立たせるためには、じっくり汗をかくという事がポイントになります。
入浴温度が低ければ、この「ジワッとした汗」をかくことができますが、入浴温度が高いと、
体温を下げる為の「急激な汗」をかくことになるので、角質層からの水分蒸散を伴ってしまうので、
お肌は「乾燥」に向かってしまいます。
そしてもう一つが冷えの解消です。
体温は、内臓や筋肉、骨などで作られ、血液にのって運ばれます。
「冷え」と聞きますと「手足が冷たい」状態をイメージする方が多いと思いますが、
この手足が冷たい状態は「冷え」の結果によるものであって、原因は熱を運ぶための血液が
悪い状態になっているってことです。
つまり、冷えの状態とは、「血液が悪い状態になっている」ということを教えてくれている
という事になります。
人の体温は、表面温度で36度前後、深部体温で37~38度くらいと言われています。
40度以上で入浴を行いますと、40度の熱が皮膚の表面から血液循環により深部に
運ばれますが、身体の深部が40度以上を継続すると、内臓機能に大きな支障が出るため、
体は、辛く感じたりすることで入浴を少しでも早く終わらせようとします。
同時に、体内に向かう血流を悪くし、少しでも熱の伝達が遅くなるように働きます。
それに対して、皮膚表面は、早く体温を下げるために、血液が集まり赤くなって、急激な汗を
かこうとします。
つまり、40度以上の温度で「長時間」の入浴をするということは、体にとって、
「冷えの状態」と「お肌の乾燥」の2つのマイナス面を生じさせてしますことになります。
・39度以下での入浴
→ジワッとした汗をかくことで、スキンケアを行う訓練になる
→血流を良くして冷えの解消につながる
・40度以上での入浴
→急激な汗をかくことで、お肌を乾燥させてしまう
→深部に高い温度を伝えないよう、内部の血流が悪くなる
寒くなる時期は、どうしても早く「温まる」ことに意識をしてしまい、入浴温度が
高い目になる傾向があります。
「正しい入浴」は、アトピー性皮膚炎の方に対して大きなプラスを生みますが、
「正しくない入浴」は、逆にマイナスに繋がってしまう可能性とがあります。
そしてその基準となるのが「入浴温度」であることを忘れないようにしてくださいね。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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