夏~残暑、知っておきたいアトピーケア その⑧
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日で8月も終わりですね。空を見上げても「秋晴れ」ってな感じで、
爽やかな氣候になりつつありますね。
世間では学校も始まりだし、だいぶん平常が戻ってきているのかなぁって
思います。
あー、今日くらいの氣候が年中続いてくれたら、何も文句を言わないん
ですけどね(笑)
本日のテーマは「夏~残暑、知っておきたいアトピーケア その⑧」です。
~第二の心臓である筋肉を鍛えて、内分泌の調整を図って、お肌の状態をアップ~
皮膚を構成する細胞は、血液によって材料となる栄養素や酸素が供給されていますので、血流・代謝の良い体は
皮膚にも良い影響を与えます。
この血流を良くする鍵としてポイントとなるのが「筋肉」です。筋肉が第二の心臓ともいわれているように、
血流を促進させる効果があることが分かっています。
しかし、症状が氣になり、外での行動がしづらいアトピー性皮膚炎の方は、筋力が低下していることが多く、
そのせいで常に血流が良い状態で保てず、お肌の回復を遅らせたり、いったん改善しても良い状態を
長い間キープできない方が多くいます。
そんな時には、コアマッスルを3ヵ月くらい鍛えると良いです。安静時の基礎代謝が
100~150キロカロリー増え、基礎体温も上がり、血流も促進されるようになります。
筋トレをした後は、6時間は成長ホルモンの分泌による脂肪の分解が続くので、ダイエット効果だけでなく、
デトックス効果もあります。そして成長ホルモンは、ハリとツヤのあるお肌に欠かせない皮膚細胞の増殖にも
関わるホルモンでもあります。
※コアマッスルとは、姿勢を維持するために働く大きな筋肉で、背骨と大腿骨をつなぐ「大腰筋」、
腹部周辺にある「腹直筋」、太ももの裏側にある「ハムストリングス」などです。
※ステロイド成分には、体内に入ると酸化コレステロールに変性し、化学物質と同様に脂肪などに蓄積されると
言われています。脂肪分解を促進することは、デトックスにもつながりますよ。
~毎日の生活習慣の中で治すことに意味がある~
温泉には医学的に認められた効果があります。さらに、湯治場での入浴は、転地効果も加わり、様々な病気に
対する改善効果が報告されています。
しかし、湯治場の一番の課題点は、多くの方が「帰ったら悪化する」ことです。大切なことは、基本は
自宅でのケアや治療であることを認識したうえで、自宅で対応できなくなった時のみ、湯治場を利用する
という考え方です。
実際に、自宅であっても入浴環境を整えて、適切な入浴方法で行う「入浴」には「湯治」効果があります。
もちろん、湯治場と比較した場合、入浴環境をどんなに整えても3割~4割くらいの効果ではありますが、
そのくらいの効果を毎日の生活(入浴)のなかに取り入れていくほうが、明らかにスムーズに改善していきます。
その中で、停滞や悪化で一向に改善が進まない場合のみ、10割の効果のある温泉湯治場を活用すれば
より有効な活用ができた、ということになると思います。
アトピー性皮膚炎の悪化要因の中には、毎日の生活環境に潜んでいるものもあります。
住環境であったり、家族関係であったり、仕事や学校での生活であったり、その悪化要因は個々人で
異なりますが、この「悪化要因」に氣づき、そして改善していくことは、改善するためには、
とても重要なことです。
日常生活の中で改善していけてこそ、「改善する近道」であることは言うまでもありません。
自宅での入浴環境を整えて、毎日「3割湯治」を実戦してみてください。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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驚異の身体能力向上メソッド『アクシスメソッド』
などを得意としています。
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