~お肌の乾燥による問題点~
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
昨日からの大雪で日本全国どえらい事になっていますね。
鳥取では218センチも積もったとか。そら観測史上最大の大雪って
なりますよね。
10年くらい前までは、スノーボードをやっていたので、雪が降ると
喜んでいたのですが、辞めたとたんに、雪が降ると「………orz」と
なってしまいます。
異常気象と言ってもいいのかわかりませんが、結局のところ、
人間が行ってきた行為に対する怒りの声なんかなぁって思います。
文明の発展も必要とは思いますが、もっと自然と大切にする必要が
あるのではと思うこの頃です。
本日のテーマは「お肌の乾燥による問題点」です。
痒みの神経線維は、角質層内の水分が不足した状態が継続すると、本来真皮内に
留まっているはずが、角質層内に侵入します。
そのため、炎症などアレルギー的な要因からくる痒みとは別に、お肌に対する
「物理的な刺激」を痒みと知覚しやすくなります。
角質層が乾燥した状態は、細胞間脂質も崩れることで、乱れた「隙間の多い」状態になります。
そのため、異物が侵入しやすく、免疫反応による炎症も生じやすくなります。
乾燥したお肌の状態は、特に掻き壊しが見られた場合、本来、皮膚が持つ皮脂膜による
弱酸性の状態を保つことが難しくなります。
そのため、健常な方とは違う細菌叢を形成し、黄色ブドウ球菌やボービス菌などが
多く占めるようになります。
黄色ブドウ球菌が放出するデルタ毒素は、IgEを増強する働きがあることが研究で確認されています。
お肌が乾燥する→バリア機能の低下→細菌叢が乱れる→黄色ブドウ球菌のデルタ毒素などが
IgEを増強、アレルギー的な要因を生み出す→アトピー性皮膚炎の症状が悪化する
健常な方が、この状態に陥ると、最後の「アトピー性皮膚炎の症状が悪化する」という部分は、
「アトピー性皮膚炎が発症する」ということになり、ここ20年ほどで増加してきた、成人型のアトピー性皮膚炎の
多くは、バリア機能の低下から発症していると考えられています。
実際、京都大学や慶應大学などの多くの研究機関から、アレルギー的な要因からアトピー性皮膚炎が
発症するよりも皮膚の機能低下が原因でアトピー性皮膚炎を発症していることを裏付ける研究報告があります。
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