12月に行いたいアトピーケアについて~スキンケア~その②
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
前回は角質層の水分不足がお肌の状態を悪くするんですよって話でした。
本日はその続きです。
本日のテーマは「12月に行いたいアトピーケアについて~スキンケア~その②」です。
アトピー性皮膚炎の方が行うスキンケアで、この「角質層内の水分」に注目した場合、
誤ったスキンケアで多いのが「水分の補給が足りていない」状況です。
水分が不足した状態の肌は、肌自体が持つ防護機能により、固くなることが多くなってしまいます。
そうすると、水分が浸透しづらくなったり、固くなった肌が「割れた状態」のところに水分が
浸みて痛みを感じたりもします。そのため、固くなった肌を柔らかくできる「油分系」のアイテムで
スキンケアをする方が多くなります。
病院で「保湿剤」としてもらう「ワセリン」は、石油から作られた鉱物系の油分系アイテムですが、
油分系のアイテムは、水分を全く含んでいません。そのため、塗布することでお肌が柔らかくなり、
一定の満足感は得られることができますが、バリア機能の観点からいえば、水分が足りていない状況には
変わりはなく、バリア機能の改善は望めないことになります。
乾燥した砂場(乾燥肌)にシート(油分系アイテムで保湿)を被せても、砂場はすぐに潤うことはありません。
まず、砂場に水分を撒いて(保水系アイテム)からシートを被せることで、はじめて砂場は潤います。
アトピー性皮膚炎の方のお肌も、基本的に水分が不足した状態ですので、ワセリンなど油分系アイテムだけを
スキンケアアイテムとして使用することは、バリア機能の低下、というアトピー性皮膚炎の悪化要因に対して、
大きなプラスを生むことができない状態を続けていると考えてもいいです。
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