こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

先日よりテニスの四大大会である全米オープンが始まりましたね。

リオオリンピックで銅メダルだった錦織選手には期待です。

で、毎年この全米オープンを見ていて思うのが、ボールボーイたちの

動きのだらけてること(笑)

 

ボールを投げるわ、ダラダラ動いているわ…

世界最高峰の選手が集まる大会なのにって思います。

全豪、全仏、全英とはちょっと違うよねぇって見ています(笑)

 

本日のテーマは「グリチルリチン酸にもリバウンドがある」です。

 

~副作用はステロイド剤とほぼ同じ~

グリチルリチン酸が、アトピー性皮膚炎に「効いた」場合の作用機序は

抗炎症作用」によります。つまり、免疫が抑制されたことで、炎症を抑え、

その結果、皮膚の赤身やかゆみが緩和されることになります。

この作用機序は、ステロイド剤の作用機序と全く同一であり、

効果が得られた」際のリスク、つまり副作用も、ステロイド剤の

副作用とほぼ同じです。もちろん、ステロイド剤による薬理作用と

グリチルリチン酸の薬理作用がすべて同一ではありませんので、

ステロイド剤の連用により生じる副作用と全く同一というわけでは

ありません。しかし、ステロイド剤の副作用で最もやっかいといえる

リバウンド症状」については、同様の症状が現れることがあります。

 

~リバウンドにも注意が必要~

皮膚の黒ずみ体液の流用かゆみの増大など、皮膚表面で現れる症状は、

使用期間に比例して、その発現するリスクも増えてきます。

もっとも、グリチルリチン酸にはステロイド剤ほど強い抗炎症作用はないので、

リバウンド症状が現れるリスクは、ステロイド剤ほど高くありません。

しかしいったんリバウンドが現れた場合、免疫抑制作用による感染症なども

絡んでくることから、その後の症状の経緯は、ステロイド剤によるリバウンドと

大きな違いは見られなことが多いです。

特に、最近は、グリチルリチン酸が高濃度であることを「売り」にした化粧品

多く発売されているので、使用する側は、そういったリスクも十分に承知しておく方がよいですよ。

 

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