肌の乾燥が痒みを誘発する仕組み
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
6月もあと10日ばかりとなりましたね。これで今年の半分が
終わりますね。これからの時期は「乾燥」というよりは汗の
対策であったり紫外線の対策を本格的にスタートさせる
必要があると思いますが、実はエアコンなどによる乾燥にも
気を付けたい時期です。
本日のテーマは「肌の乾燥が痒みを誘発する仕組み」です。
アトピー性皮膚炎の方は、これまでの研究で、角質層に水分を
保持させるための因子、セラミドやフィラグリンが健常な方と
比べると不足していることが分かっています。
皮膚が乾燥すると、本来、真皮内にとどまっている痒みを知覚する
神経線維が表皮の角質層内に侵入することが研究で分かっています。
この痒みを知覚する神経線維が角質層内まで侵入することで、
皮膚表面への外的な刺激が、直接、痒みとして感じられることもあります。
いったん、痒みを感じて掻き壊すと、そこで炎症が生じますので、今度は
炎症に関わる免疫機能の働きにより次の痒みが作られ、連鎖的に痒みが
広がることもあります。しかし、角質層内まで伸びた痒みを知覚する
神経線維は、角質層内が十分に潤った状態を維持すると、元の真皮内に
戻っていくことも研究で明らかになっています。
このように痒みの出る仕組みを知れば、どのように対処すればよいかが
わかってきます。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
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