睡眠中のホルモン分泌が肌に及ぼす影響は?
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
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本日のテーマは「睡眠中のホルモン分泌が肌に及ぼす影響は?」です。
~夜更かしすると肌が荒れる!?~
睡眠中には、生体にとって重要なホルモンが分泌されます。その一つが
成長ホルモンで、最初の深い眠りのときにたくさん分泌されるので、
理想的な睡眠時間帯をモデルにすれば深夜に入った頃に出ることに
なります。
この時間だけを覚えて、10~12時には寝ないと成長ホルモンは
分泌されないと誤解している方が多いようです。
また、成長ホルモンは肌荒れの回復にもかかわっているとよく
聞きますが、本当のところははっきりとはわかっていません。
~何時に寝ても成長ホルモンは分泌される~
これらの情報が入り混じって、「夜更かしすると成長ホルモンが
分泌されずに肌が荒れる」という誤解が生じているようです。
まず、成長ホルモンは子供の頃に重要なホルモンで、大人になると
分泌量が減り、30代後半頃からあまり出なくなります。
また、成長ホルモンははじめの深い眠りのときに分泌されるのであって、
何時に寝ても同量の成長ホルモンが分泌されます。よく考えてみれば、
成長ホルモンと関係なく、睡眠が不足すれば体全体の調子が悪くなったり
肌荒れにつながっても不思議ではありません。したがって、肌荒れの
原因として成長ホルモンのことだけを考えるより、満足いく睡眠が
とれたかどうかに重点を置いたほうがよいのではないでしょうか。
~子供の夜食には要注意~
成長ホルモンに関して気を付けたいことは、血液中の糖分や脂肪分が
高いと分泌が抑制されること。つまり、寝る直前に夜食を食べると
成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。だから、成長期の子供は
夜食を摂らないほうがいいです。
~副腎皮質ホルモンは目覚めの前に分泌される~
ストレスホルモンとして知られる副腎皮質ホルモンは、朝方に分泌されると
言われています。なぜ朝方かといえば、副腎皮質ホルモンには、起きる時間が
近くなると血糖値を上げて体が活動できる状態にする働きがあるからです。
副腎皮質ホルモンの分泌にはリズムがあって、夜寝る前が一番低くなり、
朝方にピークを迎えます。副腎皮質ホルモンには過剰な免疫を抑制する
働きがあるので、ホルモンの働きだけを考えれば、アトピー性皮膚炎の症状は
朝の方が軽くなると考えられます。もちろん外部の環境要因など、症状が
変化する要因は様々ですから一概には言えませんが、副腎皮質ホルモンには
日内変動があることを覚えておくといいですよ。
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