アトピー性皮膚炎の治療にステロイド剤は、本当に必要? その⑥
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
昨年から第一日曜日に高松にセミナーで通っていたのですが、
1年通い、同じ意識を持った仲間と一緒に学ぶとはおもしろいし、
楽しいですね。
今まで1年通してというセミナーには行ったことなかったのですが、
これはこれでいいですね。
と言っても、また来月から続きが始まりますけどね(笑)
ほんと、めちゃ大切な事を学んだ1年でした。
あとは、これをちゃんと実生活に落とし込んで、初めて意味があります。
それでもこの1年で自分でも変化、成長、進化した感じは本当にあります。
これからもっともっとよくなっていくんやろなぁって思うと、楽しみですね。
本日のテーマは「アトピー性皮膚炎の治療にステロイド剤は、本当に必要? その⑥」です。
残すところ、今回を含めてこのシリーズはあと2回となりました。
もう少しですので、お付き合いください。
本来、アトピー性皮膚炎の原因は、個々によって異なり多岐にわたります。
特に、昔はアレルギーを原因として発症すると考えられていたのが、最近では「アレルギー」は症状である
「痒み」の原因に過ぎず、アレルギーを引き起こす原因、つまり「アトピー性皮膚炎」の病氣としての原因は、
皮膚機能に潜んでいることが研究で明らかになっています。
もちろん、日本皮膚科学会が定めるガイドラインに記されている「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、
そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり」という定義で見れば、皮膚機能のみが原因とはいえず、
中にはアレルギーを素因とした皮膚疾患もあることは確かでしょう。
しかし、いずれにしろ、アトピー性皮膚炎という疾患により生じる症状の中で「痒み」がもっとも患者さんを
悩ませているものであり、「痒み」をなくすことがアトピー性皮膚炎を治療していく上で重要であることは確かです。
今の医療は、この痒みという症状が改善されることが、アトピー性皮膚炎という病氣を治癒させる「王道」と
考えられていることが、ある意味、「過ち」に繋がっていると思います。
本来、病氣が治癒することで症状は治まるものです。
しかし、アトピー性皮膚炎の場合には、逆に、症状を抑えることで病氣が治る、と考えているわけです。
風邪で言えば、風邪を治せば高熱は下がる、とう認識のはずが、なぜか高熱を下げれば風邪は治る、
という治療が標準治療として行われていることが、一部のアトピー性皮膚炎患者さん(アトピー性皮膚炎全体から
見れば10%程度ん患者さんに)に「弊害」をもたらしているといえるのではないでしょうか?
最近は、「プロアクティブ療法」を皮膚科医は推奨したがっているようです。
これは、簡単に言えば、ステロイド剤などを使用して症状が落ち着いた後も、一定期間、薬物治療を続けて、
炎症が再発しないようにする治療法のことです。
ステロイド剤の大きな問題点は、長期連用による弊害から生じることがほとんどです。
この「プロアクティブ療法」は、本来、短期使用でリスクが最低限で済んだはずなのに、あえて長期連用する
「リスク」を抱え込む恐れがあります。
なぜ、ステロイド剤治療を使用せずに経過観察しただけの方が治癒率が高くなったのか、あえてそこに
「ステロイド剤治療」を加えることで、どういった「メリット」があって、どういった「デメリット」が
あるのか、しっかり考えて頂きたいです。
少なくとも、治療を施す側のお医者さんは「メリット」は見ても「デメリット」は見ません。
次回、最終回へと続く…
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、いつも失敗する自分、
今持っているネガティブな思考パターンを、ポジティブな思考パターンに
変えて、幸せで豊かな自分になりましょう。
『シータヒーリングサロン 心のいやし 心癒庵』
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