アトピー性皮膚炎の治療にステロイド剤は、本当に必要? その⑤
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
冬季オリンピックまであと1週間となりましたね。
今回のオリンピックはメダルもいっぱい取れそうで楽しみですねぇ♪
しかも、平昌ですので、時差もほぼないので、ほぼリアルタイムで
観れるのかなぁと。
と言っても仕事はありますけどね(笑)
なかなか良い話題のこの時代に、少しでも良い話題ができれば
いいですね。
本日のテーマは「アトピー性皮膚炎の治療にステロイド剤は、本当に必要? その⑤」です。
長いですよね。わかってますよ。でも、大事なことなので、もう少しお付き合いください。
問題は、そこで行われる「痒みを抑える治療」のリスクコントロールを少なく
見積もっていることなのです。
「患者さんの今」を優先した治療を施し、「患者さんの未来」におけるリスクとダメージを
そこに加味することがないので、こういった「大差がなければ使わない」ではなく
「大差がなければ使う」といった選択肢を優先してしまうのでしょう。
ここにも「症状」と「病氣」の、いずれに対応しようとしているのか、という差も
現れているように思います。
病氣に対して向き合うのであれば(使用しても使用しなくても治療結果に大差がなければ)、
リスクを抱える治療を優先することはないはずです。
症状に対して向き合うのであれば、使用することと使用しないことで、「直近の症状の経過」には
「大差」がみられることは確かですので、使用する選択肢が優先されることになるのでしょう。
先日も、風邪と高熱の例を述べさせて頂きましたが、このケースを置き換えてみるとわかりやすいです。
「(風邪で高熱が出た場合)解熱剤を使っても、使わなくても、結果(風邪が治るかどうか)に
大差がないのであれば、解熱剤を使った方がよく眠れたりするので、むしろ使った方がよい」となります。
しかし、「高熱」が出ることこそが、風邪に対して自然治癒力が働いている証拠です。
数多くの論文で、解熱剤を使用することで「風邪の治りが遅くなる」ことは証明されており、
熱を抑えることが風邪の治療として「必ず正しい」という訳ではないことは、広く知れ渡っていると思います。
もちろん、高熱を放置することで体力の消耗が激しくなる場合など、解熱剤を積極的に使用しなければならない
ケースもあるとは思います。
しかし、「風邪=解熱剤」と一律に決めることは、基本的に治療としてマイナス要因を抱えることになります。
アトピー性皮膚炎も同様で、ステロイド剤を「必要」とする炎症状態はもちろんあり得ますから、
一律にステロイド剤が不必要、という訳ではありません。
しかし、少なくとも短期使用による経過観察、ではなく、一律的に長期連用しながら症状を抑えることを
(実質的に)推奨することは、症状の治療にはつながっても病氣の治療に必ずつながるとは言えない、
ということが「問題点」なのです。
「ステロイド剤を使用せずに経過を観察した」結果、乳幼児で75%、成人で80%もの症状の改善もしくは
治癒に至ったとのデータもあります。
さらに乳幼児の場合は、23.7%が「完全に治癒しました」とのデータでもあるように、
ステロイド剤で治療した場合の改善率とは大きくかけ離れた結果が出ています。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、いつも失敗する自分、
今持っているネガティブな思考パターンを、ポジティブな思考パターンに
変えて、幸せで豊かな自分になりましょう。
『シータヒーリングサロン 心のいやし 心癒庵』
「体の軸」「体幹」「安定力」「可動域」「柔軟力」が受けたその場で変わる!
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などを得意としています。
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