世界を驚かせたクローン羊のドリー
こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日からGWの帰宅ラッシュが始まるとか始まらないとか…。
とりあえず高速道路の渋滞予想は朝から大渋滞でした…。
行きしなはケースバイケースではあるとは思いますが、強いて行かなくても
よいのであれば、「まぁ、渋滞が凄いしやめよっか」で終われますよね。
でも、帰りは「まぁ、渋滞が凄いしやめよっか」とはなりませんよね。
なにせ、帰ってこないといけませんから…。
今年は少し長い目のGWで皆様、満喫されたのかなぁと思います。
小学校の校長先生ではないですが、「家に着くまでが遠足です」と一緒で
家に無事着くまでは油断しないようにしてくださいね。
本日のテーマは「世界を驚かせたクローン羊のドリー」です。
クローン羊の「ドリー」の事を覚えていらっしゃいますか。クローンとは、一卵性の双子ちゃんのように
「ある個体と全く同じ遺伝子をもつ別の個体」のことを意味します。
ES細胞で問題となった拒絶反応を防ぐため、患者さん本人の細胞から取り出した遺伝子を含む核を、
核を取り除き遺伝子が存在しない他人の卵子(未受精卵)に委嘱し、ES細胞を作りだす
「クローンES細胞」という技術がES細胞の次に生み出されます。クローンES細胞は、患者さん本人の
遺伝子から作られるため、拒絶反応の心配はありません。
この「クローンES細胞」の技術を用いて1996年にイギリスで誕生したのが、クローン羊の「ドリー」です。
「拒絶反応」の心配のないクローンという形を用いることで新たなES細胞を生み、羊のクローンを作りだすことに
成功します。
しかし、ドリーは他の羊に比べ寿命が短かったことや体の不調など、さまざまな問題を抱えていたことが
わかっています。
また、ヒトでのクローンES細胞の成功例はいまだにありません。もし、仮に成功したとしても、卵子提供者の
負担や、クローン人間づくりにつながり兼ねないとして、倫理問題が浮上しています。
このような背景からも、やはりiPS細胞の誕生は、ES細胞のさまざまな壁を乗り越える画期的な
ものだったといえますね。
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
などを得意としています。
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