万が一、交通事故に遭われた場合の流れ
本当は交通事故に遭わないのが
一番なのですが、これだけ道に車が走っていれば何かしら起こります。警視庁のデータによりますと、33秒に一回の割合で事故が起きいます。これだけの割合で起こっているのですから気をつけていても周りからぶつかられる可能性が高いです。
では、万が一、交通事故に遭われた場合にどうすればいいのか、また治療はどうなるのか話をさせて頂きます。
まず、一番はじめにする事は「警察と救急へ連絡をする」と言う事です。次に、お互いの「名前」「住所」「連絡先」などを必ず聞いておいてください。最近では警察に聞いても個人情報の問題で教えてくれない場合もあります。
次に病院に行ってお医者さんの診察を受けてください。救急車で搬送された場合は否が応でも病院直行です。このとき、ちゃんと診断書をもらってください。その日に診断書が出なくても必ず後日病院まで取りに行ってください。
診断書は後に交通事故の書類を警察に提出する際に必要になります。
そして保険会社への連絡です。本来であれば加害者側が自分の保険会社に連絡を入れて、担当の方から連絡があるのですが、すぐに加害者の方が連絡を入れるとは限りません。よって、どういう対処をすればいいのか確認します。そのときに、「搭乗者保険」なんていう自分でかけてる任意保険が下りる可能性もあるので、その事も確認してください。相手の保険会社の方と連絡がつきましたら、どこの病院で診てもらったかを伝えておいてください。保険会社から病院に確認の電話が入ります。
次に、事故の治療ですが、どこで続けるか(病院、整骨院、鍼灸院等)は皆様の自由です。保険会社の担当によってはまれですが「整骨院はダメ」「○○病院でないと認めません」などと言われますが、治療を受けるところを決めるのは皆様です。保険会社は「被害者の方は何もわかっていない」事を前提に話をしてきます。よって自社にとって有利に事を進めようとします。治療を受ける病院を保険会社が指定するのはしてはいけない事になっています。
どこで治療を受けるか決まれば、その旨を加害者側の保険会社に伝えてください。そうすれば、保険会社から治療を受ける所に連絡がいきます。当院でしたら、保険会社から電話があった場合は「○○さんという方が
そちらで治療を受けたいとおっしゃっています。生年月日は○○で…」と言ったふうになります。あとは、基本的には病院で出して頂いた診断書にのっとって施術をします。(当然ですが、整骨院では被害者の方だけでなく、事故の加害者の方の治療も出来ます。)
中には「整形外科と併用でお願いします」と保険会社の方から言われる事があります。これも問題ありません。
週に何回か整骨院に通って月に1回か2回整形外科に通われている患者さんも当院ではおられます。
料金ですが、基本的に窓口負担はありません。健康保険証を使って事故の治療を受けられる場合も基本的には窓口負担はかかりません。サポーターなどは担当者の方の判断によっては費用の負担をお願いする事があります。
何回も言いますが、事故に遭わないのが一番です。でも、どうしようもない時もあります。不可抗力ですから。でも、その時にどういう流れで治療を受けられるのかを知っているのと知らないのとでは変わってきます。保険会社の言いなりではいけません。泣き寝入りしても助けてくれません。ちゃんとした「知識」と言う名の鎧で武装しないといけません。本来、保険とは被害者の方、加害者の方のものですが、今の時代、悲しいですが、保険会社のものになりつつあります。
万が一、ご自身が事故に遭われた場合、ご家族、ご友人、会社の同僚の方、ご近所の方などが遭われた場合、わからない事があれば、いつもで当院でご相談ください。当院では行政書士の先生と提携をしています。被害に遭われた方を少しでもお守りしたいと思いますので、よろしくお願いします。
さくら鍼灸整骨院では、京都市伏見区、京都市山科区、京都市南区、長岡京市、向日市、宇治市などからのご来院も多くあります。
アトピー施術、骨盤矯正、産後の骨盤矯正、マタニティ整体、小顔矯正、O脚矯正などご相談ください。