プロアクティブ治療の影響は?
こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。
今日の話題はやはりプロ野球のドラフト会議ですかね。
なんだかんだと仕事中に時間があれば、毎年見ていますが、
今年は1位指名は高校生が多かったのかなぁって思います。
それだけ、今年の高校生は当たり年やったんですかね。
今年は本指名が83人、育成枠が21名の合計104名。
怪我なく頑張って欲しいですねぇ。
本日のテーマは「プロアクティブ治療の影響は?」です。
前回は「消火できたのにも関わらず、いつまで消火剤を巻くの?」って
感じのお話でした。
アトピー性皮膚炎の患者数がまだ多くなく、増加傾向に至る前の
1980~1990年頃は、皮膚科の先生はステロイド剤の安全性を
強く主張していました。
しかし、患者数が増えるにつれて、ステロイド剤を使用する患者さんが増え、
マイナスの影響を受けた事例が増加し、いったんはガイドラインで専門医の
指導の元にステロイド剤を使用すれば副作用は生じない、と言った主張が、
長期連用については症状の経過を観察しながら慎重に行うように、
と変化しました。
そもそも、皮膚の「専門医」である皮膚科の先生の指導の元に
ステロイド剤を使うことで、症状が悪化したのにね…。
現在のプロアクティブ治療については、昔のアトピー性皮膚炎の治療と
同じく、安全性を強調できるデータを用いて、そのリスクに目を向けようと
していない現状があります。
言ってみれば、都合の良いデータのみを抽出して、都合の悪いデータは出さない、
もしくは、提示しないってことですね。
あー、怖い怖い。
今後、プロアクティブ治療を行う患者さんが増え、昔と同じ様にマイナスの
影響が表面化してきたら初めて方向転換をするのでしょうか?
ステロイド剤やプロトピック軟膏のアトピー性皮膚炎に対するマイナスの影響は、
薬剤そのものが持つ「副作用」の影響が問題なのではありません。
アトピー性皮膚炎の悪化要因となる影響については、薬物の短期使用で
現れるものでもありません。
しかし、長期にわたる連用は、人それぞれで異なる影響を示すとは言え、
その影響の中には確実に、IgEの増強、細菌叢への影響が含まれてくることがあり、
そうした場合に、アトピー性皮膚炎は悪化します。
この悪化状況を、元のアトピー性皮膚炎が悪化した状況、とみなすのか、
ステロイド剤などの影響により新しく発症したアトピー性皮膚炎とみなすのか、
これはその後のリアクティブ治療にも大きく関わってくると思います。
「プロアクティブ治療」が示す治療の方向性と、「単なるスキンケア」が
示す方向性に大差がなかった場合(プロアクティブ治療で示される有効性が、
実は免疫抑制作用による効果ではなく、基剤が持つスキンケアの働きであることが
考えられるため)、薬が持つ副作用としてケアアイテムが持つマイナスの作用は、
当然ながら雲泥の差があることから、患者さん自身に現れる影響も全く異なるものと
なります。
さて、次回はこのシリーズの最終回です。
長かったですか?(笑)
京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、
自分の欲しい未来、叶えたい願望、乗り越えたい自分、
いつも失敗する自分、今持っているネガティブな
思考パターンを、ポジティブな思考パターンに変えて、
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