ステロイド剤はやがて「効かなくなる」
こんにちは。京都市伏見区にあるさくら鍼灸整骨院の院長 木藤です。
日本時間の今日の夜からワールドカップが始まりますね。
ことサッカーに関して言えば、世界と近いのか遠いのかって感じですね。
野球なんかはもう世界一って言ってもいいとは思うのですがね。
日本の初戦は来週でしたっけ?
勝ち負けも大事ですが、感動する試合をして欲しいですね。
本日のテーマは「ステロイド剤はやがて「効かなくなる」」です。
1994年に発表された論文では、人の上皮細胞株を用いて調べたところ、長期のステロイド剤投与により、
上皮細胞株のステロイド受容体が、蛋白レベルとmRNAレベルではほとんど完全に消失したことが確認されました、
よく、ステロイド剤を長期使用していると「ステロイド剤が効かなくなってきた」と聞くことが多いです。
処方するお医者さんは、こうした場合に、「アトピー性皮膚炎が悪化したので、今のステロイド剤では
効かなくなってきたから、強いステロイド剤に変えましょう」ということが多いみたいです。
もちろん、実際、アトピー性皮膚炎の症状が悪化したことで使用しているレベルのステロイド剤では
「抑えきれない」というケースもあるとは思います。
しかし、長期連用しているケースにおきましては、論文にもあるように皮膚におけるステロイドの受容体が
消失することで効果を得られなくなったケースも考えられます。
実際、ステロイド剤を変える場合、今まで使用してきたものよりも「弱い」ランクのステロイド剤に変更したら
痒みが抑えられた、という実例もあります。
氣をつけなければならないのは、論文では、不可逆的に消失したステロイドの受容体はすぐには回復せず、
次から次へと効かなくなって強いレベルのステロイド剤に替えていった場合、塗布するたびに受容体が
消失していけば、やがてほとんどのステロイド剤が「使えなくなる」恐れがあるということです。
実際の例としても、コロイドなど弱いステロイド剤から使用を始め、その後10年間ほど、病院を転々としながら
ステロイド剤治療を続け、最後はデルモベートなどの強力なステロイドでも効かない状況になった方もおられます。
その方のお肌は、固く肥厚し、赤黒く色素沈着も広がり、ひび割れも多くあるという、皮膚の細胞そのものに
大きなダメージを受けていることは一目瞭然です。
このように使えなくなったときには、取り返しのつかない状況の方が多いという事実は理解していただく重要な
点であると言えます。
ステロイド剤が「効かない」と感じた方は、デメリットゾーンの中にいる可能性が高くなるので注意が必要です。
(画像はネットからお借りしました)
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