よく病院などに行ったら良く「もう年やし仕方ないね」「年相応なんでそんなものです」と言われませんか?

この一言で片付けられる場合、年齢のせいにはしなくてもいい場合があります。

と言うことで今回のテーマは「老年症候群」についてです。この老年症候群と言う言葉は初めて耳にする方が

多いのではないかと思います。

なぜ聞いた事がないかと言いますと、お医者さんが知らない事が多いからです。知っていてもいちいち患者さんに

説明をしているなんて聞いた事がありませんし、当院の患者さんから説明をしてもらったと聞いたことが

ありません。今現在整形外科に通われている高齢者の方の大半が痛みの原因は年齢のせいにされている事が

多いです。もちろん、症状によっては年齢的な問題も当然あります。しかし、その痛みの原因はもしかしたら筋肉の

衰えからきている可能性があります。

筋肉をしっかり鍛えればよくなる可能性があるにも関わらず、「足が痛い」などで病院に行けばレントゲンでは

問題がなく貼り薬塗り薬痛み止めをもらって終わってませんか?ひどいと効果がほぼないのに定期的に注射

打ってもらってませんか?もちろん、注射が悪いものとは言いませんが、そうやってしているうちに筋力はどんどん

弱くなり、最終的にはしっかり歩けなくなる可能性があります。

もちろん、なかにはちゃんと「運動してね」と指導してくれるお医者さんもおられますが、いざ自分で運動しようと

思ったときに何をしたらいいのか教えてもらってない事が多くないですか?一番肝心なところである具体的な

運動はどうしたらいいのかという事は何一つ教えてくれません。それは、お医者さんがどんな運動をしたら

いいのか知らない事が多いからです。言うだけ言ってあとは患者さんに丸投げするケースが多いです。

だからお医者さんは無責任に「歩きましょう」「運動しましょう」とだけ言うのです。

では、ここでいきなりですが本題に入ります。この「老年症候群」とは一体どういうものなのかと言いますと

 

1.明確な疾患ではないお医者さんに年のせいにされる

2.症状が致命的ではない生活上の不具合とされる

3.日常生活の障害が初期には小さいお医者さんも危機感なし。本人にも自覚がない

です。そして出てくる徴候として大きなものが5つあります。

 

1.生活機能低下

2.うつ状態

3.転倒

4.失禁

5.低栄養

です。そのほかに、閉じこもり睡眠障害認知機能低下足のトラブル口腔の不衛生状態などもあります。

次に自分の運動機能の低下を知るにはどうしたらいいのでしょうか。以下の項目をみてください。

 

1.階段をてすりや壁をつたわらず登っていますか?

2.椅子に座ったまま何もつかまらずに立ち上がっていますか?

3.15分くらい続けて歩いていますか?

4.この1年間に転んだことがありますか?

5.転倒に対する不安が大きいですか?

どうですか?どれか一つでも当てはまりましたか?当てはまった方は注意が必要です。全体的に筋力が

落ちてきているか、もしくは弱くなってきています。

これを解消するのが運動です。では、どのような運動をしたらいいのかと言う話になるのですが、そこまで

書いているスペースがないので、申し訳ないですが、直接、当院で聞いてください。介護予防運動指導員の

私がしっかり筋肉を強くする運動を伝授します。ちゃんとした運動をして、いつまでも元気に遊び回りましょう♪

 

さくら鍼灸整骨院では、京都市伏見区、南区、山科区、右京区、向日市、長岡京市からの来院が多数あります。

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